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入塾を許可するお母さん。入力を許可しないお母さん。当塾ではこんな判断で入塾を許可しています。

今日は中学受験向けのお母さんとの交流会でした。

入塾を許可するお母さん。入力を許可しないお母さん。

実は私のところでは入塾制限を設けています。

入塾制限と言うとオーバーな言い方ですが、全員が入れるわけではないという意味です。

「入塾テストですか?」

と聞かれるかも知れません。テストは一切してません。ほとんどが入れます。

実は入塾テストではないのですが、それはお母さんとのやり取りの中でです。

「これはダメだな」

と思ったときには正直言うとお断りしているのです。

お断りする理由は何だと思いますか?実はその親御さんの考え方です。

うまくいかない子育てをやっているところというのは、子どもがうまく育ちません。

そして、それを全部子どものせいにするのです。

つまり、私のところで入塾をお断りするというのは「子どものせいにするというお父さん・お母さん」なのです。

そういう家庭はうまくいきません。

変えられるものと、変えられないもの

世の中には「変えられるもの」と「変えられないもの」があります。

変えられないものにフォーカスして一生懸命に頑張ってもうまくいきません。

例えば、「過去に起こったこと」はいくらそれを考えたところで変えることはできません。

あるいは「他人を変えよう」として努力してもなかなかうまくいきません。

それは基本的には変えられないからです。ですが、変えられるものというのは「未来を変えること」はできます。

あるいは「自分自身を変えること」はできます。

だから、変えられないことにとらわれているお母さんにはアプローチがしょうがないわけです。

「私は間違っていない。改善しない」

と思っています。そして、

「子どもがどうしようもないんです」

といったところでどうしようもなく育ててきたのは、ひょっとしたら育てた親御さんが原因かも知れません。

たぶん読んでいる人の中では「むっ」とする方もいるかも知れません。

ですが、うまくいかないというのは子どもの性格もありますが、親との接し方もあるのです。

こんなことを書くと

「私が悪いっていうの(怒)」

というお母さんと

「やっぱり私のせい(悲)」

の2つのタイプがいるかも知れません。

「やっぱり私のせい(悲)」

という人は大丈夫です。私も

「自分の子育てが完璧だった」

なんて思っていません。

「あのときはやり過ぎたな」
「もっと子ども一緒に遊んだらよかった」

という反省することばかりです。ですが、自分の責任と考えたら、自分が変わればいいわけですから。

実際、最近連休特訓に来たり、中学受験の交流会に参加したりするお母さんは非常にレベルが高かったです。

お世辞ではなく。というのは、

「子どもがうまくいっていないのは私の接し方が悪いのから。どうやって接していけばいいのか?」

と常に自分自身を変化させようとしてるからです。

自分自身の接し方がまずいから接し方を変えようと努力してるわけです。そういうお母さんから

「私の子育てで大丈夫でしょうか?」

という質問を受けますが、基本的にはそういう質問をしてくるお母さんというのは何も問題ありません。

子どもの状況を見て、自分自身が変わっていくからです。

もちろん、そういうお母さんも元々最初からうまくいったことばかりではありません。

子どもに当たり散らしたこともあって、「このままではいけない」と自分が気づいたからなのです。

当たり前ですが、うまくいっていない子育てが急にうまくいくのっていうのは実は親御さんが変わったときなのです。

親御さんが、子どもの接し方を変えたからなのです。

これは不登校の子や不良になった子を何度か指導したことがあります。

例えばどんなに不良になった子でも親が諦めなかった途中で戻ってきます。

そして社会人になったら真面目になのです。一方、不良になってそのそのままその道は世界に住む人もいます。

そういう子は結局、親は諦めたり、子どもを甘やかし過ぎたりしていのです。

同じやり方で違った結果を望むという狂気

例えば、子どもが勉強しないと言うのであればアプローチを変えるとも一つです。

例えば色々な方法があります。私がよく

「子どものことを認める」

ということを言いますが。もちろん叱るときは凄く叱ります。

それで話を聞いて

「認めたらいいんだ」

と思ってやってみたら1回か2回試してみました。認めてみたけれども効果はなかった。

それで

「やっぱりダメだ」

なんて思わないでください。というのは十歳の子を育てたというのは10年やってきた育て方を直すということなのです。

だから、残り10年間はそれを続けるつもりの覚悟がいるのです。もちろんそんなにはかかりません。

がそのつもりでやっていったらいいのです。だから同じやり方で別な結果が望むことはできないからです。

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