勉強していると成績が上がらない子がいます。
一方それほど勉強していないのに成績上がる子もいます。その違いについてお話したいと思います。
これは39万部のヒットとなっている書籍『学びを結果に変える アウトプット大全』の著者で精神科医の樺沢紫苑氏が、
「勉強上手」な子どもと「勉強下手」な子どもの違いについて以前書かれていました。
だから、この話は社会に出てからも使える話です。そして、社会に出たらさらに発揮することができます。
勉強の2つ種類
勉強というのは大きくわけると2種類あります。1つは「インプット」です。情報を入れるということですよね。授業を聞く、本を読むとかそういったことです。
それでもう1つが「アウトプット」です。「アウトプット」とは問題集を解いたり、テストしたりということで実際に手を動かしたりすることですよね。
それで大切なのはその割合なんですが、実は「インプット」とは「アウトプット」の割合は3対7ぐらいの割合なんです。
実はこれは毎月行っている塾長向けの勉強会でも同様のこと言ってます。勉強して実際に実践する割合が3対7です。
なぜそんなことを言えるかと言うとアウトプットにすごく時間がかかるからです。
仕事で言うと勉強して学んだとしても、それを実際に実行に移すのにはその2倍以上の時間がかかります。
私もこの割合で失敗
以前お話したかもしれませんが、これで失敗しています。
私自身は自分の勉強に年間93万円ほど使ってました。ですが、成果は上がっていませんでした。ですが、勉強にかけるお金を減らして1/4ぐらいにしたんです。
その分実践の時間を増やしたところ、成果は逆に上がったのです。勉強も同じです「インプット」の時間よりも「アウトプット」の時間を2倍ぐらいに増やします。
やるべきところを音読を3回したら後はひたすら問題を解いていく。テストをこなしていくという形にしたほうが成果は上がるのです。
これがコツです。もちろんこういったことは言われてすぐわからなくても、自分でやりながら体感していくといいですね。
私自身も何年も無ムダなことをしながら身につけてきたのでいつもお子さんには色々経験させてみてやったらいいと思います。
ただし、親御さんの場合はそういう経験しているので、これから何か勉強するときは勉強したら、その2倍の時間を使って実践するように工夫されたらいいと思います。