今回は子どもに何を身に着けさせたらいいのか・・という話です。
目次
子どもに身につけさせたい話
私のブログを読んでいるお母さんやお父さんは子どもの成績を上げたいと思っていると思います。
実は成績を上げるというのはそれほど難しいことではありません。ある意味お金をかければある程度成績は上がります。
と思うかも知ませんか。簡単な話です。わかりやすく言うと「お金」ではなくて、「時間」と捉えてもらった方がいいかと思います。
「無料」「有料」にしろ時間をいただければ成績は上がるのです。もちろん全員ではありませんが、ほとんど上がります。
例えば、今私は他塾のチラシを作っています。結果を出している塾というのは長時間やっているのです、
それも先生と一緒でわからなかったらすぐに先生に聞けるとか、勉強をしている塾の中で、みんなと一緒に勉強しているので結果は出ます。
ということは同じような状況を作れば、自然と成績は上がってくるということです。
実際に私が教えた子どもは入塾前の点数が20点だった子が90点になった子がいました。
という話ではなくて、簡単なことです。1週間で6時間以上数学だけを勉強すれば成績は上がってくるだけの話です。
それを徹底しているだけの話で、わからなければ、すぐにヒントを出したり、それでもわからなければ、説明したりしただけの話だけです。
それを辞めた理由
もちろん、子どもが勉強し始めた初期の頃はそういったことをする必要なのかも知ません。
が
という疑問が私の中な起こったからです。もちろん、過去には宿題をやってこなかったら、叱ったり、残したりしていました。
そうすると表面的にはうまくいきますし、成績も上がっていきます。ですが、
と思ったのです。
というのは私のやってる仕事は自営業です。決して誰からも強制もされませんし、誰かと一緒に来てくれることはありません。
誰かに叱られることはありませんが、さぼったら「経営難」という結果で返ってきます。
そして、決定もすべて自分自身の選択次第になります。だから
「すべて自分で決定して自分で努力する」
ということになります。本当に自立の世界ですね。その中で
「子どもに身につけて欲しい」
ということまとめてみました。それが次の3つです。
身につけさいたいという変ですが、もともと持っているもの開花させると言った方がいいかも知れません。
それが開花できれば、「とこでもやっていける」人間になるのではと思っています。
子どもに身につけさせたい3つ
子どもに身につけさせたいと思っているのは次の3つです。
1.物事を楽しむという習慣
2.自分で考えるという姿勢
3.自己管理する能力
です。それぞれの3つについて話をしていきます。
1.物事を楽しむという習慣
今日もスポーツ選手の希望する生徒をインターネットの授業で教えていました。やっている内容は理科の「酸化・還元」のところなのです。
そこで話をした内容は、酸化のところです。酸化のところで私が話したのは、
「こんなこと知っている?人間のカラダもさびるんだよ」
「えー。さびるんですか?」
と。実は一見理科の話とスポーツとのまったく関係ないかも知ませんが、さびるという意味では人間自身も酸化する動物です。
酸素を利用している限り、人間のカラダも酸素の影響を受けてさびているのです。
そんな話をしました。もちろん、さびるというのが鉄がさびるようなイメージはなく、人間の細胞が酸化されていくのです。
そんな話を少ししました。あとは本人次第なのですが、こういう話をすると興味がある子は、人間のさびについて調べます。
そうすると「活性酸素」という物質に言う言葉に出会います。そういうこと調べて行って色々試していて自分自身のカラダに興味を持つことになります。
それが最終的には理科の成績につながったり、もっと言うと自分のスポーツの仕事に生かしたりします。
単純にスポーツだけができるのではなく、自分のカラダのこともわかって栄養学とか生理学とかがわかった子に成長します。そうやって興味のあることから調べるのが本当の勉強なのです。
私の勉強もこれ
実際に私の場合は今漫画のキングダムというのにはまっています。もともと歴史が好きなのはありますが、どんどん中国の歴史について調べています。
もちろん強制されているわけではなく、
「一体どうなったんだろうか?」
と不思議になってるわけです。そういうのは強制されるのではなく、楽しみながらやってるわけです。
そういった楽しみながら、興味を持ちながらやるっていう部分がないと中々伸びないですし、その分野では通用しなくなってきているのです。
当たり前ですが、「嫌々」やらなければならないと思って取り組んでいる子と、「何て面白いなんだろう」と思って夢中になってやっている子では当然ですが結果は大きく違います。
嫌々やっている子は疲れるのが3倍ほど違いますし、面白くやっている子はまずは疲れないのです。逆に興味を持ちすぎてとまらないのです。
わかりやすい例がゲームですよね。ゲームをやる子は13時間とかやっていました。
今の時代はそうやっていろんなことに興味持って、楽しみながらやっていくっていう姿勢が大事です。
「理想はそうなんですが、どうやったらいいのです?言うのは簡単ですから」
と言われるかも知ません。最初は親自身もいろんなことに興味を持って楽しことです。
私の塾長会員さんの中で今まで高校数学をやっていなかったのに、中学生が高校生になって「数学を習いたい」という子がいました。
塾長さんはそれから自分で勉強するようにしました。すると面白い。その先生お話をするといかに数学が楽しいかという話をしているのです。
当然、そういう先生に習うと数学の楽しさも伝わり、子どもにもその熱がうつりますから、子どもも数学って楽しいのかなと思って興味を持つ可能性が上がります。
親が
「勉強はしないといけないのよ」
と言うか
「勉強は本来楽しいモノよ」
と言うかによって子どもの感じ方は大きく違うのです。実際にうちの子は親のやっていることをそのままやっています。
決して強制しているわけではなく、息子はネットについて詳しくなっていますし、娘は美術関係に興味を持っています。
中学生が中年の歌を歌う理由
イメージするとこんな感じです。ある中学生が「オフコース」の歌を口ずさんでいました。私は
「何でそんな歌を知っているの?」
と驚いて聞いたところ、
「私も最初は全然好きじゃなかった。でも、お母さんが毎日塾の帰りに車の中で聞いていたので好きになった」
と。オフコース何てとても昔に人気のあった歌手です。逆に私は息子の影響で、ワンオクロックを聞くこともあります。
だから自然と強制ではなく、親も楽しみながら勉強していくと子ども興味を持っていくのです。それが1つの方法です。
続きは次回。