受験前にはいろいろあります。
目次
受験前のドラマ
受験前になるといろいろドラマがありますね。本当に私も息子もそして、受験している子どもも。
決して、受験は簡単に楽々に終わったということは1度もありません。あるのは学校からの推薦くらいです。
それだけ受験は大変ですが、それを乗り越えたときにはそれを経験した本人は強くなります。
私が自分の子どもにもっとも指定校推薦や学校推薦ではなく、一般入試を選ばせたのも子どもを鍛えるためです。
そのときは大変ですが、それを乗り越えた子どもは確実に一皮むけることになります。
教科書を叩きつけた11月
実は私は大学受験のとき11月のときに
「判定E」
をもらいました。10月の模試の結果です。しかもこのときの大学入試の条件が
「現役 国立大学のみ」
というものです。それまで部活を高2の冬に辞めて、夏休みも1日10時間やったおかけでです。
ですが、高3の2学期で体育委員長に選ばれてからは悲惨。毎日よる9時まで活動するハメになったので、結局は今まで貯金がパーに。
逆に成績はナイアガラの滝以上に急降下です。偏差値20くらい下がりました。しかも化学は学年ビリというおまけつき。
そして、化学克服のために1日6時間を2週間続けて勉強しました。それでもわからない。そんな日々を過ごしました。
それでもわからない怒りで教科書を床に叩きつける・・そのときもありました。ですが、最後まであきらめずにやりました。
結果、化学について何とくわかったのが入試の前々日。「あーこういうことか」と。
11月に戻ったきた模試の結果のときより3倍以上得点できることができました。
過去の模試をすべて破り捨てた
息子のときもそうでした。センター試験を受けたとき結果は予想外の結果。第一志望どころか、他のところも受験が厳しい。
実際受験した大学は
「記念受験で」
という形で受けました。センター試験のあとは私達夫婦に土下座して謝りました。別に怒ってはいませんでしたが。
そして、今までやったことがムダだったように過去の模試もビリビリに破り捨てて部屋中が紙きればかりに。
ただ、そのあと今までにないくらい1日12-13時間勉強して、「D判定」だった学校に逆転合格です。
本人の話では、このセンター試験から国立大学の2次試験までの間が友達との関係が一番まずかったようです。
それだけ受験に集中したようです。
目覚まし時計を壊す中学生
他にもいろいろ受験がありました。私の教え子であったのが
「目覚まし時計が壊されていた」
というのも。家庭教師をしていたとき、ある日その子のお父さんから相談が。
「先生。ちょっといいですか?」
「はい。何でしょうか?」
「実は息子がいつも使っている目覚まし時計が壊されていたんです」
「えっ」
「多分息子がやったと思うんですが、大丈夫でしょうか?」
「あっ大丈夫ですよ。お父さん。多分とストレスだと思いますよ。中にはそういった子もいます」
実はその子も逆転合格を狙って、当時は週3回の家庭教師の指導で2回は夜中の2時まで指導していたのでした。
そして土日は朝の9時~夜の12時まで。当時過去問を解いたら、
40点/200点
です。そのときは、指導している私も真っ青になりました。100点満点にするとたった20点しかないからです。
それから英語を冬期講習の間に120点/200点にアップさせました。1日12時間の勉強。
本当に毎日鬼のような練習量をやって逆転合格したのでした。
みんな山を越えている
受験を経験した子は途中で何でも怒りをぶちまけています。知り合いの子は成績が上がらなくて机をひっくり返してしまった子もいます。
それでもそれを越えて前に進んでいくのです。ぜひとも最後の最後まで粘ってください。
みんなが順調に行っているわけではありません。特に逆転を狙っている子は誰よりもストレスとの闘いです。
それでもそれを乗り越えたらまた一つ成長できます。
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「子どものやる気を引き出した7つの事例集」