子育て

子どもを自立させる「転ばぬ先の杖」をはずす

親がやってしまいがちのなことについて書いています。

転ばぬ先の杖はマイナスになる

成績アップもそうですが、大切なことはいろいろありますが、親の役目としては

「転ばぬ先の杖」

ではなく、

「転んでもすぐに立ち上がれる」
「どうやって転んだのを次に生かすのか」

を子どもに考えさせるかですね。親が先回りして

「転ばぬ先の杖」

ばかりしていると子どもは自分で考えることをしなくなります。

「それって怖くないですか?」

それは

「怖さを知らない子羊をジャングルに放り出す」

感じです。

社会に出ると

「人をだます人もいます」
「人を陥れる人もいます」
「いじわるする人もいます」

いろんな人もいます。そんな人と出会うかも知れません。私も70万円だまされたこともありました。

営業の話を信じて不要のものに200万円支払ったこともありました。そういう経験もあります。

大切なことは

「そういった人を避ける力をつける」
「大きな失敗につなげないように小さな失敗をして次につなげる」

ということです。実際に人にもよりますが、これで5000万円だと私も立ち直れなかったかも知れません。

ですが、小さい失敗から学んで次に生かせるから経験を積んで大人になっていくのです。

子どもは悩むのは当たり前

昨日の動画でも話をしましたが、

「部活との両立で悩む」
「勉強のやり方で行き詰まる」

「友達との関係で悩む」
「部活の先輩との対応でもめる」

これらはすべて社会に出る経験だと思えばいいのです。

経験を積ませずに親がすべて問題を除去する親御さんもいます。

例えば、親が心配して塾に対して

「うちの子は話をしないのでよく話を聞いてあげてください」

と言われたとします。もちろん、塾はお金をもらっていますから、やれと言われたらやります。

ですが、そんなことをしてもその子にとっては何も解決もしません。

これは社会人になっても同じことを言うのでしょうか?

その子が入って会社の上司に

「うちの子は話をしないのでよく聞いてあげてください」

とか、お客さんに向かって

「うちの子は話をしないのでお客であるあなたが話を聞いてくださいね」

何て言うのでしょうか?そんなことはありえないですね。それよりは

「話をしないので出来れば話をする機会を設けてくださいね」

とする方がいいのです。何でもも子どもに合わせようとするのではなく、子どもがそれぞれの状況に適応するように育てていかないといけないのです。

失敗してもいいじゃないですか?社会に出たときに話すことができるなら。

「お前は帰れ」と友達に言われた

息子は転校してときに中々友達が出来ませんでした。友達からも転校元に

「おまえは奈良に帰れ!」

何て言われたこともあります。

そのときに悩んで苦しみました。そこで考えたのが「どうやれば友達から好かれるのか?」ということでした。

そこでやったのが「友達に親切にする」というものです。勉強がわからなかったら教えたり、困っていたら助けてあげたりすることでした。

また、転校前の学校でやっていたゲームもみんなに紹介しました。そして、みんなにとけ込んでいったのです。

そうやって、周りの子と仲良くなる知恵をつけていったのです。

経験を奪ってはいけない

その経験を奪ってしまうのが昨日の

「無意識のする虐待」なのです。子どもはその年齢ごとに経験しないといけないことがあります。

「部活との両立で悩む」
「勉強のやり方で行き詰まる」

「友達との関係で悩む」
「部活の先輩との対応でもめる」

そういう経験をドンドン積ませて、あとは親は見守っていくのです。そして、どうしても助けて欲しいときには手を差し延べるだけなのです。

ぜひともいろいろ学校であっても

「社会に出たときの予行演習」

と思って子どもに経験させてくださいね。それが子どもにとってのプラスです。

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