昨日は夏期講習が終わってから YouTube を見ていました。
以前から見ようと思っていた YouTube は「古武術」です。「古武術」と言うと
「武道が好きだからですか?」
という風に思うかも知れません。もちろん武道そのものは好きですが、それにこだわっているのは、
「古武術でその人の能力を生かすことができるから」
です。実は以前にお金を払って古武術を習いに行ってきました。それももちろん塾の指導に生かすためです。
目次
古武術を生活に生かす
古武術と聞くとピンと来ないかも知れません。古武術というのは昔の戦いのときに使われていた武術です。
今のスポーツとは違って「生きるか死ぬか」の武術です。何でもあり。つまり反則がないので本当の殺し合いなのです。
そこで求められるのは
「いかにムダなく相手を倒す」
ということです。ですから、本当に体の動きについては練り込まれています。体をいかに上手に使うかが考えられています。それに着目したプロ野球選手には元巨人軍の桑田選手がいました。
また最近では介護でも使われています。介護するときに人を持ち上げるときによく介護する人が腰を痛めてしまいます。
あるいは1人の人を2人がかりで運ばないといけないことを古武術を使うと1人で楽々と上がることができるのです。
「そんなバカな!」
と思うかも知れません。いえいえようするに体を上手に使えればムダなくできるのです。
他にも「古武術介護」という本が出されていたり、通信講座もあったりします。また、他には体重が60キロぐらいの人が体重100 kg の大男と腕相撲をしても勝ってしまいます。
決して力の勝負というわけではなく、大男の人は腕で勝負しようとしてますが、60 kgの人は身体全体を使って腕相撲をしているわけです。
そういう風に生かすことによってムダなく生活に生かるわけです
新しいことよりも生かせることを
以前も書いていますが最近は新しい技術を身につけようとするよりにも、今まで習ったことや今持っていることをいかに上手に生かるのかということに集中しています。
今あるものを生かすことだけで今よりもワンランクアップできます。
そして、それは一流になればんなるほど気づいているようなのです。
一流になればなるほど生かすことを考える
これは以前書いた内容ですが、あるユーチューバーがボクシングのプロテストにチャレンジするという企画がありました。
その中でそのユーチューバーは2人の先生に習いに行ったことがあります。1人はプロボクシングで世界チャンピオンを兄弟で育てた亀田興毅選手のお父さん。
そして、若くして亡くなってしまった総合格闘技の山本kids選手です。そして、プロボクシングの資格試験の前に2人が教えたことは偶然にもテクニックではなく
「いかに体を生かるか」
ということでした。つまり、どちらも大切なことなんですね。また、同様のことをこの人も言っています。
武井壮さんは今は芸能人で活躍されていますが、元々陸上の10種目の日本チャンピオンです。
そして、トレーナーもされています。武井壮さんが言われていたのが、
と。つまり、いかに自分の体を思い通りに動かせるかというのが課題なのです。
新しいことよりも生かすこと
お母さんの相談に乗るときに多いのが
「塾にお金をかけているのに成績が上がらない」
というもの。大手塾に行っていて、成績が上がらないので相談したところ
「ビデオ教材をもっと取りなさい」
と言われて、さらに講座を取りました。それでも上がらなかったので、さらに授業を取ったところ、結局を多く授業とっても成績は上がらなかったというものです。
実は意外と知られていませんが、予備校なんかで授業だけを受けても成績は上がりません。
授業を受ける前にきちんと問題を解いて予習をして、授業を受けた後も解き直して復習をしないと意味がないのです。
つまり、「予習」「授業」「復習」をセットに考えるわけです。そうすると当然ですが、それほど時間数を取ることはできません。
授業の3倍ぐらいの時間がかかるわけですから。そうやって学んだことをちゃんと身につけるというのは時間がかかるのです。
夏休みの宿題を生かしていますか?
夏休みの宿題もそうですが、課題を提出するだけで終わっているのもったいないですね。
特に進学校に通っている子は宿題だけでもとても役に立ちます。今までの復習だったり、入試問題だったりします。
それを1度解くだけではなく、2度3度と解いて身につけていくとすごく力がつきます。
そうすると新しい問題集を買わなくてもすみますし、与えられたもので十分に成績を上がることができるのです。
模擬試験も生かしていますか?
昨日も中学受験の希望のする子の模擬試験を見ていました。やり直しで、自分で解いたものを自分で解答を見ます。
そして、どうしてもわからないところだけ私に質問するという形です。理想は模範解答を何も見ずに書けるまでやることです。
そうやってその模擬試験から今度テストに出たら100点取るぐらいにしておくわけです。そうやってやっていくと模擬試験を受けた価値が出てきます。
まずはよく吟味しましょう
新しいことや次にお金をかけることよりも与えられたものを丁寧にやっていきましょう。
逆に言うと与えられたものを生かそうと思うと塾や予備校。さらには問題集を選ぶときには十分に吟味して選ぶべきなのです。
何度も吟味して選んでこれだと思うものをとことんやりこんでいきます。そうすることによって成績はムダなく効率よく上がるのです。