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やっても結果が出ない生徒

やっても結果の出ない生徒というのはあります。勉強しているのに結果が出ないそういった生徒というのはどういったものか?

その子は「やればいい」と思っている子です。夏期講習でも書きましたが、冬期講習でもワークを「終わればいい」という形でやってる場合は結果が出ません。

それはどんなにやってもです。問題を解いても解きっぱなしであったり、間違いがあってもそのままにしていたりそんな子です。

あなたの目的は何でしょうか

勉強していて大切なことはやった結果よりも身につけた結果です。どれだけの問題集を解いたのかではなく、どれだけ解いた問題集を身につけたのかです。

問題集を解いていくと確実に身につけた問題数も増えていきます。ですが中には問題集を解いても結果が出ない子がいます。

そのときには「問題をやればいい」という形で流している子が多いです。わからなくてもそのまま間違いを赤ペンで直して、解答を真似して、うつして、それで丸して終わりです。

理解もしていない、ただワークは終わっていくという感じです。その場合にはやっていることを身につけているのかはっきりするわけです。

論理エンジンでも同じでした

論理エンジンを長年やっていますが、すごく成績の伸びる子がいます。一方で、全然伸びない子もいます。

ずっと「なぜこんなに差があるのか?」考えていました。

「同じテキストで同じ内容をやっているのに」

と不思議でした。そして、ある法則に気がついたのです。それはスタート時点のお母さんの質問でした。

「どこまでやればいいのでしょうか?」
「いつまでやればいいのでしょうか?」

という質問が多かったお母さんの場合はやめるのが早いか成績が上がらなかったのです。

というのは問題集をこなしていけば自然と魔法のように成績が上がってしまう。だから問題集をとっとと終わらして少ない金額でやれば良いと考えているからです。

イメージすると3か月かかるところを1か月でやろうとすることです。当然3か月分の指導料を1か月でするわけですから費用は安くなります。

ですが結果は出ません。私の塾では決してできるだけ引っ張ってお金をもらおうと言って言ってるわけではありません。

というのは結果が出ないからです。親が「やればいい」という発想ですると子供も「やればいい」と思います。

そして、問題集を取りに書く先に進めていくわけです。身についていなくてもそして結果は出ないやってるので結果は出ないだからダメだと。

結果が出ている子供は

例えば論理エンジンをたった2冊やっただけで偏差値20上がったと思います。もちろん全員が上がるわけでわかりませんが、それも3か月くらいで上がってしまうのです。

そういった子はどんな子かと言うと

「とにかく身につけよう」

とすることです。私のところで同じ問題を2回3回と解ます。

「国語の問題を2回、3回と解ると答えを覚えてしまうのではないか?」

と言われるかもしれません。答えを覚えるのではなくて、どうのように解いたのかと言うの解き方を身につけさせるわけです。

具体的な話で言いましょう

例えば面接などで志望校の伝え方の練習をします。最初は本人に好きに話をさせると意味がわかりづらいです。

そして、その後に説明の仕方を伝えます。そのときに論理的な説明をするのにこんな説明をさせます。

最初に数を言います。

「貴校を志望した理由は2つあります。1つは・・・。2つ目は・・・」

こんな感じです。それでその日は同じように説明して、すっきりとした説明になります。

ところが1週間して同じ質問すると、また元のぐだぐだとした説明にわかるわけです。

つまり頭では理解しても身についていないわけですこれを書いたに伝わりやすい話し方になるわけです。

こういったことを繰り返し、反復して身につけさせないと一度学んだからできるというわけではないのです。

身に着けるように意識しましょう

だからまずは身につけることを意識してトレーニングしましょう。何でも

「やった量よりも身につけた量」

を意識していくと結果は違ってきます

論理エンジン勉強法

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