生徒を指導していて一番大変なのというのは子どもの考え方を変えるというところです。
実は勉強の内容は誰でも教えられるんですが、考え方を変えるというところが大変なのです。
目次
「できない」「ムリ」の連続
問題を解いてみてもちょっとわからなかったら、「できない」とか「ムリ」とか言う風になってしまいます。
もちろん本当にわからないこともあるでしょうが、とにかく文章を丁寧に読んでみるとか、図を描いてみるという作業が大事です。
それをやってからわからないというのは仕方がないですが、実はほとんどの子はそこまでの努力をしていないのです。まずはそれをさせるのが第一段階です。
そうするとできるようになってくるので本人もガラッと変わります。
私はこれを「川を渡った」と思っています。川を渡ったと思っています。一度川をわたってみると自分ができることがわかるからです。
それができるようになってから、ヒントを出すようにしています。
勉強で大切なのは心の姿勢を変えること
成績の上がる子と言うのは成績の上がる前からなんとなくわかることがあります。
以前に塾に来たお母さんがこんなことを言ってました。一度も会ったことがないのですが
「先生、あの子は成績は伸びてます?」
と私に聞いてきたのです。私はまだ結果が出てなかったりで「いえ」とは言ったですが、私もその子は成績が上がってくると思っていました。
そして、案の定、その後成績が上がってきました。実際に私も成績が上がってくる雰囲気があったのですが、それは周りから見てもその雰囲気っていうのはわかります。
それは心の姿勢が変わるからです。心の姿勢が変わると行動が変わります。今まで「できない」というふうに最初から諦めていたのが、「ちょっとでもやろう」とするようになります。
そうすると少しでも進みますその少しでも進むの重なって行って成績につながっていくわけです
思考力を開いた理由
私が新坂先生にお願いして思考力を開いたのはここにあるのです。勉強のできない子というよりも考えないという子は最初から諦めています。
その諦めた姿勢では決して頭が良くなる子にはなりません。頭が良いと言うと生まれつきというのがあるかもしれません。
が、それ以上に頭を使っていないことです。何をするにも頭を使わないで「まぁ、いいや」となってしまうと将来が大変です。
社会に出るとそれで痛い目にあうからです・実際に社会に出ると契約書などを交わすようになって細かい文章を読むことになります。
難しいから「まあいいや」となってしまうと、あとで痛い目にあうかもしれません。だからこそ考える力が必要なのです。
思考力教室を募集します
今まで思考力教室の募集は定員のため締め切っていましたが、再募集します。詳しくは以下です。