国語という科目ほど誤解の多い科目はないですよね。指導しといているといろいろ誤解を受けています。今回はその話です
目次
昨日お母さんからこんなラインを頂きました。
続いて
さらに
そして、
塾の先生に質問したけれど
国語の成績が上がらないので塾の先生に相談することもあると思います。あるいは学校の先生にも相談するかもしれません。そのときによくあるのがこんな回答です。
読書をしなさい
というものです。実際に読書をして多少成績の上がる子は言うかもしれません。
ですが、よくあるのは
「読書をしても成績が上がらなかった」
というものです。読書をしても国語の成績が上がる子は少ないですね。これは決して読書自体を否定するわけではありません。
国語の成績を上げるために読書をするというのはちょっと違うと思います。というのは読書をするというのと国語の問題を解くというのは全く別物なのです。
読書をするというのは自分自身で中身を味わったり、考えたりするのですが、国語の問題を解くというのはどちらかと言うと分析するということからだからです。
さらに「読書をする」ということに関して言うならば元々国語の嫌いなこと言うのは読書の嫌いな子が多いです。
だから、読書の嫌いな子に対して読書をしなさいと言うことは何ら解決にはならないのです。
問題をたくさん解きなさい
あとよくあるのが問題を
「たくさん解きなさい」
というものです。実際に問題をたくさん解いたとしても成績が上がるわけではありません。
その結果うまくいかない場合は逆にコンプレックスになるかもしれません。イメージで言うとこんな感じです。
泳げない人に対して
「とにかく泳ぎなさい」
とプールに投げ込むようなものです。
当然必死にもがいておぼれるだけです。それよりもまずは解き方を教えるということです。
考え方を教えるのです。国語の問題にも解き方は必ず存在します。その解き方を教えて型を身につけてから問題集をこなすんですそうしないと意味がないです。
それでは何が大切なのか?
国語の問題で言うならば解き方を教えて短い文章で練習していくことです。球技で言うとゆるい球で当てる練習をするのと同じですね。その方法は以下でやっています。