休みを有意義に過ごすには指針が必要です。
目次
まずは目標を決めよう
8月に入りました。昨日は高校生の会員の子と8月の目標を立てました。
本人の希望に合わせて、目標の設定です。最初にやることは目標です。
偏差値10上げたい
最初に目標を立てて、それに対して計画を立てて行きます。例えば
「偏差値を10上げたい」
という希望は誰でも言ます。では
「それに対してどんな代償を支払うのか?」
を考えます。何でもそうですが、結果を出すにはそれに対して、「時間やお金」を投入しないといけません。
「すぐに結果を出す」
というのはそれだけイッキに時間を投入することになります。
もちろん、やり方にもよりますが、ある程度の時間を投入しないといけないのです。
うまくいかなくても大丈夫
計画を立てるときによく言われるのは、
「計画通りいかないからやってもムダ」
言うものです。ですが、大切なことは「計画を立てる」というのはそれも1つの能力なのです。
実際に計画を立てますが、最初は基本的なことが全然わかっていません。
例えば、問題集をこなすときにその問題1時間にどれくらいできるかということを把握してる人は少ないです。
それを見ただけでもわかります。
例えば、自分が苦手な分野のところが関数だとします。
そうすると、問題集の中で関数だけのページを探ったところ20ページありました。
当然20ページだけやっても成績は上がりません。だから3回こなすようにします。
すると60ページですよね。60ページを30日で割ると1日2ページは勉強しないといけません。
60ページ÷30日=2ページ
そうやって計画を立てて行くのです。目安としては1日2ページをやっていきます。
もちろん、日によっては3ページできるときもあります。逆に1ページしかできない日もあるかも知れません。
ですが、目標があるので1か月もすると1か月ではその関数の部分だけはクリアしてしまうわけです。
以下は実際の計画です。これは塾で使っいる「見守りシステム」です。
最初からうまくいかないかもしれません。特にお子さんが計画に慣れていなかったり、自分のことを客観視出来なかったりするとうまくいきません。
特に、学年が下がると自分自身の能力がわかっていないので気持ちだけで立てて行きます。
だから、多めに計画を立てます。ですが、それも1つの練習です。計画を立てるという練習をして行くと
「1時間で、自分はこの問題集ならこれくらいだろう」
というのがわかって行くのです。そうすると計画の立て方もわかってきます。今回のパターンもこんな感じです。
ぜひ、長い休みこそ目標を立ててやってくださいね。それさえできれば親も何も言うことはないはずです。
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