今回は行動と気持ちの話です
目次
「お母さん。バッチリメイクでお願いします」
これお母さんとの面談のときにいつも言う話です。お母さんは笑っていますし、仲の良いお母さんだと

という風に笑われます。
実はインターネットで仕事をするときにとても大切なのが
「最初に笑ってもらうこと」
なんです。それは大人も子どもも同じです。なぜ、そんなこと言うのか?実はそれにはちゃんと理由があるのです。
それは勉強時間を「楽しい」と感じてもらうためです。勉強が面白いものでなくても、笑っていると面白く感じてくるからです。
落ち込んでいても仕方がないという話
受験をやっているとやはり不合格通知がくると落ち込んでしまいますよね。
もちろん、それが最終試験であれば落ち込むのも仕方がないです。
が、連続して入試が続いてる場合は落ち込んでいる暇はありません。
最後の受験までに向かってダッシュしないと。落ち込むのは 最後が終わってからです。
実は人間というのは不思議なもので「行動」と「感情」が一致ことが多いです。
例えば、落ち込んでるときは膝を抱えて下を向いて、しょんぼりしてしまいます。感情と行動が一致してしまうのですね。
落ち込んで、しょんぼりしてしまうとますます力が発揮できません。
逆を考えると、行動を元気良くすると、感情も元気になることがあるのです。
例えば、不合格になった帰り、近所の犬の鎖が外れて、犬に追いかけられたときはどうでしょうか?

何て思わないですね。必死に逃げます。心臓をドキドキさせながら。そして、そのときは逃げることに必死で受験のことは忘れます。
吊り橋効果を使う
勉強にやる気が出ないときは、音読したり、体を動かしたりしてやつてみることです。
「やる気が出ないからやらない」
のではなく、やるからやる気が出るのです。感情が先にくるのではなく、やっているうちに感情がついてくることもあるのです。
以下は「吊り橋効果」と言うもです。「吊り橋理論」とも言います。wikipediaより
社会心理学者のドナルド・ダットンとアーサー・アロンは、感情が認知より先に生じるのなら、間違った認知に誘導できる可能性があると考えて「恋の吊り橋実験」を行った。
実験は、18歳から35歳までの独身男性を集め、バンクーバー[要曖昧さ回避]にある高さ70メートルの吊り橋と、揺れない橋の2か所で行われた。
男性にはそれぞれ橋を渡ってもらい、橋の中央で同じ若い女性が突然アンケートを求め話しかけた。
その際「結果などに関心があるなら後日電話を下さい」と電話番号を教えるということを行った。
結果、吊り橋の方の男性18人中9人が電話をかけてきたのに対し、揺れない橋の実験では16人中2人しか電話をかけてこなかった。
実験により、揺れる橋を渡ることで生じた緊張感がその女性への恋愛感情と誤認され、結果として電話がかかってきやすくなったと推論された。
実際に落ち込んでいるときは、運動をして心臓をバクバクさせると心配はなくなります。
そして、ドンドン行動するとやる気が出ます。問題が起こったら、立ち止まってしまうのではなく、行動を起こしていくのです。
電話相談ですること
先週は新規で電話相談が入ってもらいました。当然親御さんの悩みです。
そのときに私が心がけているのは
「まずは動いてもらうこと」
です。迷っていて決断できないときも調べたり、電話したりすると見えてくることがあります。
ぜひとも動いてくださいね。相談がある方は以下からどうぞ。