勉強法 子育て

成績が上がってきます

指導してきて1年ようやく国語の成績が上がってきます。

成績が上がってきます

まだ、実際は成績が上がってきてはいませんが、これから上がってくるのを確信しています。

というのは、質問内容が変わってきたからです。点数として結果は出ていなくても、質問内容が良くなっています。

実はこれは成績が上がる前の兆候なんですね。

辞めていく生徒。続けている生徒

指導しているとすごく結果の出す子もいますが、途中で辞めていく子もいます。

今はできるだけ、そういった、結果の出る前に辞める子は最初から入れないようにしています。そういった子は大抵はこんな質問が来ます。

「成績はいつ上がりますか?」

と。基本的にそういった質問を受ける場合はお断りすることが多いです。理由は簡単。

「その言葉の裏には本人や親の焦りがあるから」

です。成績を上げるというのは、偏差値は別にしても良くなっていくということは当たり前の話です。

「身につける」という能力は誰でも持ってます。というのは生まれたときから本能的に持っている能力だからです。

生まれてすぐに言葉を話せる子はいません。生まれてすぐに鉛筆を持てる子がいるわけではないです。それはすべて「学習してきた」から力になったのです。

勉強や習い事も同じで身につけるということは、普通はちゃんとやれば何でも身につきます。

あとは時間との問題です。言葉を身につけるのに遅い子もいれば、早い子もいます。

自転車に補助車なしで乗れる子の場合でも、早い子もいれば遅い子もいます。ですがほとんど出来るようになりますよね。

成績が上がるのに時間がかかる理由

成績が上がりにくい場合は、その子の能力もそうですが、どちらかという「生活習慣」「思考習慣」が原因である場合が多いです。

今までどんな生活習慣を送ってきたのかによって違ってくるのです。

成績が上がらない子の特徴です。

1.きつく叱ってきたり、強く管理してきたりしたので、子どもが親の顔を見ながら勉強をしてきた子

こういった子は一見真面目に勉強していますが、実際に考えてはいません。実は勉強をしているフリをしています。

例えば、国語の指導しているとき、私は子どもの「眼球の動き」を見ています。

出来なくても考えている子は本文を読んでいるので上下に眼球が動いているのです。

解答を探すために。そういった子はそのときは出来なくても力はついています。

ですが、力がつかない子は他のことをやったり、本文を読まなくてよそ事を考えたりしています。

そして、親が見ているときだけ勉強しています。こういった子の場合は「実質的に勉強している時間を作り出す」のに時間がかかっているのです。

例えば、5時間やっていても、実際に集中しているのは1時間だけ・・とか。その時間をどれだけ増やすかです。

2.結果を早く求められてきたので、結果が簡単に出るパターンだけで覚えるか、簡単な問題しかやってこなかった。

「成績がいつ上がりますか?」という質問を送る場合に、何が気をつけないといけないのでしょうか?

それは今までの指導が「すぐに結果を求める育て方をして来ているから」です。

あるいは子どもが「すぐに答えを求める癖」を残してきたからです。

正直に言うと、「考えない癖」「すぐに答えを求める癖」というのは直すのに時間がかかります。

プロが指導しても根気よく続けないと中々「考える癖」はつきません。

2年かかるときもあります。ですが、その子の一生を考えるとそれだけの価値があるのです。

ですが、それをしないで「すぐに点数が上がる方法」「すぐに答えの出る方法」といったこと言うのは実は長く見ると成績が上がりにくくなっているのです。

というのは本質的なことを考えないからです。つまり、勉強の質を問うていないからです。

考えない指導していると、当然考えないと解けない問題の点数は上がりません。

だから、いつまでたっても成績は上がりません。そういう癖がついてるからです。

難しい問題を解く場合はその癖を直さない限りは決して力はつかないのです。

例えば、1時間に1ページしか進んでいなかったとします。もちろん、遊んで1ページというわけではないです。

真剣に考えたけれど1ページしか進まなかったとします。ですが、それはそれで問題がないのです。

というのは考えているのであれば、それには意味があるからです。ですが

「1ページしか進んでいないんじゃないの」

と言われると、当然子どもはもっと早く進む問題だけは解くようになっていきます。

つまり、「単純に暗記で出来る問題」や「パターンで解決できる問題」だけを解こうします。

そうするといつまで力はつかないのです。

待つことを覚えよう

成績の上がるのに時間がかかる子は2つです。先ほどから書いたやり方が間違っているか。

それとも投入量が少ないかです。正しいやり方で3回解いていくと確実に力はついてきます。

親はそれを見て、子どもの勉強については辛抱強く待たないといけません。

それをしないでコロコロやり方を変えたり、塾を変えたりしても意味はありません。

冒頭に書いた「結果が出そう」と書いたご家庭はその間待ってくれていたからです。

その効果は絶大

辛抱強く、励まして、粘り強く頑張れる子はそのあと、その子の人生にに何倍もプレゼントを与えます。

実際にインターネットで仕事をして20年経ちますが、切れる中年を何人も見てきました。

インターネットで仕事をしてうまくいかない。だから、切れる。「主催者が悪い・・」と。

当初も私もそんな形でしたが、今は粘り強く続けていきます。じっくく粘り強く考える癖。

「粘り強く取り組む癖」がついたらそれだけでも社会で成功していけるものを手に入れたことになります。

参考にしてください。

以下友達を追加してくださいね。追加してもらった方には

「子どものやる気を引き出した事例集」

+子どもつぶさない思考法

が手に入ります。以下追加してくださいね。
友だち追加

-勉強法, 子育て

© 2024 将来に役立つ勉強サイト Powered by AFFINGER5