これから中学生になる子のためのアドバイスです。勉強をやっていて成績が上がっていない子にも参考になります。
【ポイント1】中学1年生の成績で高校受験の成績が決まってしまう
中学生に入って真剣に勉強しだすのが中学校3年生になってからと言う子がいます。本格的には「受験生になったら勉強する」という子もいます。
ですが、実際の成績と言うのは「中学校1年生になって決まった成績で3年間過ごして、そのままの成績で高校に行きます。
例えば××高校だったら上位何%までに入っていないと志望校には合格できません。
そして、逆転して合格できるのはわずか20%以内です。残りの80%の子が中学校1年生の成績そのままで中学校3年生に上がって志望校に入っていくわけです。
だから、中学1年生の成績というのはとても大事なのです。
イメージしてみるとわかりますが、たとえばマラソンです。「ヨーイ、ドン」でスタートして、最初はビリからスタートしてトップになると言うマラソンランナーはいません。
スタート地点や中間地点のところである程度のポジションをとっていて、中間地点でも上位層に食い込んでいてからこそトップになるのです。
だから、勉強も同じです。最初の中間テストとても大切なので
【ポイント2】勉強しただけでは成績が上がらないと言う
中学1年生の中間テストのあとで勉強したにもかかわらず成績が上がらないという相談がきます。
それで子どもが勉強やっている方法を確認すると
「教科書を読んでいた」
「参考書を眺めていた」
と言う方法でやっている子が多いです。つまり。「偏った勉強法」をしていたわけです。
勉強と言うのには大きく2つの種類があります。1つは「インプット」。そして、もう1つは「アウトプット」です。この2つを交互にやらないとダメなんです。
「インプット」とは本を読んだり、授業を受けたり情報を頭の中に入れることです。
そして、「アウトプット」とは問題を解いたり、テストをしたり、インプットしたことが身につけいている実際に書いてみることです。
こうやって「インプット」と「アウトプット」を交互にやらないと成績は上がらないのです。
【ポイント3】必ずテストを入れること
中学に入るとテスト前に提出しないといけない課題があります。テスト当日に回収する学校のワークあるいはプリントそういったものを1回やって「勉強した」となってる子が多いです。
ですが、本当は「課題をやる」のが目的でなく、「課題を身につける」ということが大切なのです。
だから、課題をやる前にコピーをしておいて、提出用課題をやったあとで、再度身につけいているのかコピーしたものをやってみるのです。
それでできいるかどうかです。