昨日の
「努力をしても結果が出ない」
の続きです。そして、最後にくるのが
「量が少ない」
というものです。前回話をした内容がクリアしていたら最後は
「量」
です。何事もマスターするには
「量は必要」
なのです。私もそうでしたが、
「自分はこれだけやっている」
と思っていても
「さらに成績を上げるにはもっと量が必要」
ということも多いのです。以下は実際にあった話です。
サッカーを辞めて勉強に集中した子の末路
あるサッカーをやったいた少年がいました。それまで一生懸命にサッカーをしたのですが、突然、
「サッカーを辞めて勉強をする」
ということを言い出したのです。そして、
「俺は学年1位を目指す」
と。本当に勉強しました。その子なりに。サッカーを辞めて帰ったら勉強です。
ところが、2回の定期テストが終わったあと
「やっぱりムリ」
と言って、またサッカーをスタートさせたのです。
「俺はやってもムリだ」
と。彼がなぜそんなことを言ったのかと言うと友人に学年1位の子がいたからです。
そして、その子と仲が良かったので
「自分もやればできる」
と思ったのでしょう。それで勉強したのでした。ですが、自分なりにがんばったのに
「点数が伸びなかった」
のです。それで本人も
「自分はやってもダメだった」
と思ったようです。ですが、当時学年1位の友人は
「1日6時間(彼の3倍)」
をやっていたのでした。それを知らない彼は
「俺は勉強しているけれど勉強できなかった。あいつは違う」
と思ってしまったのです。こう言った
「勘違い」
は多いのです。もちろん、指導している子の中には
「それほど勉強しなくて成績が良い」
という子はいます。ですが、ほとんどの子は
「正しいやり方で量をこなさないとできない」
のです。
成績が上がらないのは運命?運露を変えた「」
実は私もそうでした。勉強していも中々成績が上がらない。それで
「成績が上がらないのが運命」
とも思っていました。ですがも高3のとき。進研ゼミのゼミレポーターに手紙を書いて
「勉強しても成績が上がらない」
という相談をしました。そうするとその人から
「私は夏休みに1日10時間以上やりました」
という返事が返ってきました。私にとっては
「じ、じゅうじかん???」
でした。それまで自分は勉強していると思っていましたが、それほどやったことがなかったのでした。
そして、高3の夏に1日10時間以上やったら
「偏差値が10アップ」
したのでした。
「やっている」のウソ
実は
「やっている」
というのは実は
「合格する差を埋めるだけの勉強量をやっていない」
というのが現実です。もちろん
「勉強をやっていない」
というわけではありません。
「結果を出すまでの量が足らない」
だけなのです。もちろん、私の息子のときもその話をしていたので
中3のギリギリで日曜日は1日13時間
高3の夏休みは1日10時間以上
やっていました。そうやって
「やっばりやっている」
のです。ぜひとも参考にしてくださいね。