今回の話は
「最適な人生」
です。
子どもにかかる費用って年齢によって大きく変わるって知っていましたか?
年齢で変わる教育費
「オギャー」と生まれたとき、親御さんはとてもうれしいですね。子どもに対する期待も大きいです。
生まれはばかりでその可能性は計り知れません。
昔の言葉で言うと「末は博士か大臣か」というくらい希望をもっています。そして、その希望は膨らみます。ドンドン膨らんでいきます。
実際にある家に電話したときに、その家のおじいちゃんが出ました・そうすると1時間以上孫の自慢話を聞かされました(笑)
「うちの孫はすごく勉強が出来て将来は阪大(大阪大学)に行きたいと言っている。でも、私は京大(京都大学)もええよ言っている」
と聞かされました。私は仕方がないので、
「へっー。ほっー」
「それはすごいですね」
と1時間話に付き合いました。ですが、進級していって、現実を見ていくと、親はドンドン諦めていくます。
あるお母さんこんなことを言っていました。
「お育てはどれだけ諦めるかですよ」
と。ドンドン現実を知っていくのです。そして、塾に払う費用も絞られてきます。
幼児で高くて、小学校に行くにつれて少し下がって、中学生でも絞られますが、高校ではアップとします。
その理由が
「せめて大学には行かせたい」
と親はムリをして費用を捻出します。多いときでは年間で120万円なんて当たり前で出すときもあります。
親は一生懸命に働いたお金がそのまま塾代に飛んでいきます。何でこんなことがわかるかと言うと、私もそうだったからです。
土日に休みの特訓で下費用はそのまま息子の予備校に払う1コースの授業料に行きました(笑)
どんなに働いてもお金は飛んでいきます。そうやって、息子のために費用を工面していました。
そして、大学に入る。そんな感じですよね。それが本人も希望している場合はいいのですが、中には本人が希望していない場合もあるのです。
単に親の希望である場合は悲惨です。子どもはもそれを希望していないが親が希望している場合です。
大切なことは最適化
実は私が大切に思っているのは
「子どもにとって人生の最適化」
です。これは夫婦で考えるとわかります。社会的に見てどんな条件が良くても、本人が嫌がると夫婦生活は成り立ちません。
女性の場合は相手が
所得が高くて、堅い仕事で、真面目で・・
と外から見ると大変良いように思えても、本人にとっては「合わない」というときがあります。
また、外から見てひどいパートナーであっても離婚しないで続いている夫婦もいますね。
すべては「その人にとってどうか?」です。年収が高ければ確かに自由になることも多いですが、通常は責任も重くなったり、ストレスが増したりします。
それをよしとするかどうかは本人次第なのです。大切なのは
「その人にとって最適化どうか?」
です。言い換えると
「子どもにとって最適化どうか?」
です。そうすると本人がムリして「××したい」というのであればさせるのも1つですが、どうしても嫌なのことをやらせても無意味です。
以前も書きましたが、
「自分の息子にふさわしい」
と思って連れてきた嫁でも結局は3回も離婚してしまうのです。大切なのは「最適化」です。