昨日の続きです。
教育
最後になりますが、最後が「教育」です熱心に教育を注ぎますが、ここでこそ
「子どもに与えていく」
のか
「子どもから引き出していく」
のかを考えないといけません。与えていくということであれば、ドンドン教えていく必要があります。
逆、引き出すというと「待つ」というのが必要になってきます。例えば、問題集の解き方を見たときに、
「解き方を教えよう」
とするのか
「解き方を見つけるのを待つ」
のかの違いです。解き方を教える方が結果は早く出ます。小学校でも
「こうして解くの」
と親が教えれば、子どもはそのあとスイスイ解けるようになります。一方、解き方を見つけるのを待つと最初はとても時間がかかります。
下手をすると解けないかも知れません。ですが、それが本当の力をつけます。というのは、これからの時代は
「答えのない答えを見つける時代」
だからです。今まで正しいと信じていたことが違う形になっているからです。
正しい?間違い?
簡単な例で言いますとご飯を食べるときは
「おかずはまんべんなく食べなさい」と言われていました。ところが、今は
「先に野菜だけを食べなさい」
「先に油系を食べなさい」
と言われています。
また、
「勉強は机の前にじっと座ってしなさい」
となっていますが、今は
「ずっと座っているのはタバコを吸うより体に悪い」
と言われて、海外ではパソコンですら立ってするようになっています。また、バランスボールというボールに座って仕事をすることもあります。
さらに朝食も
「毎日きちっと食べなさい」
という考えもあれば
「朝はデトックスをするのに食べない方がいい」
という考えも出ています。そうやって
「答えを求めるのではなく自分で考えて判断する」
必要が出てきています。