もうすぐテストのところも多いですね。
「次のテストでは」とテストのこと考えると
「目先の勉強」
になりますが、実は勉強の内容もそうですが、勉強をする過程の中でいろいろ学ぶことが多いです。
目次
点数が取れない理由
勉強をしているのに成績が思ったように伸びない子っていますよね。原因はいろいろあります。その原因を挙げますと
1.勉強のやり方が間違っている
2.やっている量が足りない
というのがあります。1つ1つ上げますと
1.勉強のやり方が間違っている
勉強のやり方が間違って例はこんな場合があります。
①作業になっている場合
見た目は勉強しているけれど実際は勉強をしていないという場合。勉強をしているというよりも「作業」をしている場合です。
例えば、「book 本」という単語を覚える場合。1回書こうが、10回書こうが、100回書こうが何回書いてもいいです。
それを「10回は書かない」といけないとすると、時間がかかります。これ1語だといいのですが、10語あったら、全部で100個も書かないといけません。
ですが、結果に焦点を当てるとどうでしょうか?こんな風になります。
bookはすぐ覚えたから1回。
eightは中々覚えられなかったから10回
と。覚えたものは何度も書く必要がなく、その分覚えていないものは何度も書く必要があります。

と言うかも知れません。それであれば、時間をあけて、またテストすればいいのです。
大切なことは「身につけているかどうか?」です。身についているか毎回テストしながら勉強すると「身につく勉強」になります。
②記号で覚えている
覚えたり、学んだりするときに学んだことを単に「記号」として覚えているときは、結果が出なくいです。
つまり、「理解していない」場合ですね。
例えば買い物に行くときに

と言われたら、キュウリを3本買ってきます。ですが、

と言われても忘れてしまいます。というのも「ふはのへろ」という言葉には意味がないからです。
漢字でも語源から調べると覚えやすく、忘れにくいです。1つ例を挙げると「民」という漢字。
よく使いますが、語源を調べるとこんな風です。
【民】眼を針で突き刺すさまを描いたもので、眼を針で突いて視力を喪失させることで自由を奪い取った人、すなわち「奴隷」を表した。
とあります。そこから「人民」「民族」とつながっていきます。
そういったことを知っていると忘れにくく、覚えやすいのです。そういった勉強をしていくのです。
一見語源を調べるのは遠回りののようですが、忘れないので効率がいいのです。
2.量が足りない
「たくさんの量」という意味ではなく、自分が到達したいところに必要な量のことです。実際に勉強で学ぶのは
「自分が思っている以上に量は必要だ」
ということです。
100点満点で120点を取らせる
私が土日特訓で使っているチェックテストをやっていますが、そのときには
「120点を取らせる」
ようにやっています。
「100点満点で120点はムリでしょう」
と思うかも知れませんね。ですが、
「120点を取らせるつもりでやってようやく95点~100点が取れる」
のです。これは受験でもよくあることですが、大学受験でも高3の最初に希望した大学に合格するのは1クラスに1人くらいです。
受験でも第一志望の合格したかったらこれ
つまり、ほとんどは志望校を下げるのです。実際に
偏差値50の学校を希望 →偏差値55~60の学校に行くための努力が必要
偏差値55の学校を希望 →偏差値60~65の学校に行くための努力が必要
なのです。それくらいのズレがあります。
だから、そのズレを改善していくのです。
ズレを直して成績を上げる
私がやっているのはこういった問題を解決して成績を伸ばしているのです。
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指導の弊害
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