勉強法

成績は【上がる】ものではない

受験生を持つとよく受験生としては甘い考えを持つ場合があります。

成績は上がるものではない

受験生からよく質問を受けるのですが、受験を1年後に控えて、最初の頃に生徒からこんな質問を受けます。

「成績は上がりますか?」

とそれ対して私はいつも

「いや、上がらないよ」

と答えます。そうすると、

「えー」

と驚いたような顔になります。そして、私はこう続けます。

「成績は上【が】るものではないよ。成績は上【げ】るものだよ。」

と。実は受験生になっても勘違いがすごく多いのです。例えば、学校の先生が、

「成績は受験前になったら自然と上がってくる」

と言われたから自分の成績も上がってくると思ってしまう。

塾が成績を上げるのではない

また、

「成績は先生や塾が上げてくれる」

と。そういうと

「塾は成績を上げるのが仕事でしょ」

と言われますが、いいえ、

「塾では上げれません」

ですが、

「成績を上げるお手伝いはできます」

と。

「成績は上【が】るもの」

「成績は上【げ】るもの」

と文字でするとたった一文字ですが、実際の行動では大きく違ってきます。

例えば、「上がるもの」と思っている生徒は

「与えられたことしかしない」
「与えられないとしない」

です。だから、勉強の間でも他のことをします。(他の子と話すとか)

そして、問題が10問与えられたら

「10問しかしない」
「10問もしない」

のどちらかです。

「えっ、10問やればいいじゃないですか?」

と思うかもしれません。もちろん「合格圏内」に入っている子はこれでもいいのです。

ですが、

「逆転合格」
「ギリギリ合格」

の場合は、10問与えられたら

「他にないですか?」
「3番の問題が苦手なので似たような問題が欲しいです」

というようでないと

「逆転合格」

できないのです。

偏差値10上げる子の勉強法

この写真は以前紹介した卒業生の●●さんですが、この子も夏休みに偏差値を10以上上げています。

これは夏休みに「チェックテスト」をやって成績をアップしていきました。

会員サイトにある以下のテストを全部やってできないところを指導していったのです。

会員サイトにログインして

 

これらをすべてやっていきました。

息子のときには?

今日のセミナーでも質問をしましたが、次の1年分の復習を何日でやったのかを聞きました。1年分です。

例えば、中2のチェックテスト全部で52枚ですべて「満点」を取って進みます。「満点」でないと「満点」を取るまで終わりません。

「2か月」
「ぼくも2か月」
「1か月」

などと、いろいろ意見が出ました。あなたはどれくらいで終わると思いますか?

実はたったの「1日」です。1日13時間やって1年分を1日で終わさせたのです。

そうやって、やることで半年で5科目で140点(1科目28点)を上げたのです。

センター試験で起こる逆転

以前にも話をしましたが、センター試験の前のときに

「成績は上【が】るもの」と思っていた生徒と「成績は上【げ】るもの」と思っていた生徒

では、たった1か月で

「1000点満点で110点も差がつく」

のです。私が受験した年学校の先生は、

「本番では模擬試験より100点は上がります」

と言われていました。

私の知人Oは

「あ、100点は上がるんだね」

と思っていました。そして、私は

「何とか100点は上げよう」

と思いました。そして、私の隣の席に座っていたNは

「じゃ俺は200点上げてやる」

と思ったそうです。(本人から聞きました)それで結果はどうなかったのかというと

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知人O 650点→6時間勉強 → 707点

私   593点→13時間勉強→ 707点

隣の席N 593点→16時間勉強→ 760
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で、Nは最終的に二次試験でも逆転して志望校に合格しました。

本当に

「成績は上【が】るものではない。
成績は上【げ】るものなのです」

現在の受験生、来年の受験生も

「成績は上【げ】るもの」

と思ってがんばってくださいね。

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