今日は東京に来ています、今このホテルの中で書いています。昨日はずっと研修でした。
昨日の研修は「マインドセット」の話がほとんどでその内容も知っていることがほとんどんでした。
何かの研修に参加していてる聞いたことの内容で「あっ知っている。知っている」と言う話でした。
でも、その中で「やっばりな」と言う気づきがありました。ある意味その「気づき」ためのだけに来たようにものです。
そして、それは今の私に一番必要なものでした。
目次
私に欠けていたモノ
今の私に欠けていたモノ。それは「覚悟」です。ずっと仕事にも慣れて大きな失敗もしなくなっていました。
会員さんも順調に入ってきて、息子も会社に入ってきて私のやることも楽になって来ました。
ただ「次のレベルに行きたい」と思っていましたが、そう思っていたものの、その伸びは今ひとつでした。
「うまくいったらいいな」というレベルです。私が現役でやっていける残り時間もドンドン少なくなって来ています。
実際に今覚悟しないといけなかったのです。
実は伸びたときには「覚悟」があった
私も何度も破産しかけそうなときがありました。塾を開く前のとき。そして、塾をオープンして3年目のとき。
そのときはリアルの塾は閉鎖してしまいました。ですが、そのときはインターネットの塾をオープンして回避できました。
よく考えて見るとどちらも「この道しかない」と覚悟を決めてやっています。
そして、それが結果に繋がっていました。
「失敗したら」
「うまくいかなかったら」
とか考えている暇もありません。「うまくやるしかない」と言う気持ちでやっていました。
また、リーマンショツクで生徒がやめて行ったときもそうです。
その時も、「何としても生徒が安定して入ってくる仕組みを作る」と決めてやってきました。
ただ、その「覚悟」がないときはやっはり失敗していました。今回もこの「覚悟」を見つけに来たようなものです。
受験に必要にモノも同じです。
受験生に絶対必要なモノがあります。特に難関校や上位校に行く子には必要です。
それは、「覚悟」です。その覚悟がない良い結果にはなりません。そして、その覚悟には2つあります。
1つの覚悟
1つの覚悟は「絶対に志望校に合格する。そのた目のどんな努力も厭わない」と言うモノです。
当たり前ですが、何かを得ようと思ったら代償が必要です。何の代償もなくて手に入れられるものはありません。
「毎日長時間の勉強」「塾に通うための費用」「やりたいことを我慢する」と言うモノ。
そう行ったことをやる覚悟が必要なのです。もちろん、大変ですがヒレをするからこそ高いレベルの生徒が集まる学校に行けるのです。
そして、知らないもう1つの覚悟
そしてもう1つの覚悟があります。それは「全力でやったときに全ての結果を受け入れる」と言うモノです。
全力で取り組んでもダメな時はあります。「努力したら全てうまくいく」のであればみんなスターになっています。
プロスポーツなら全員一軍です。ですが、そうなりません。「努力はうまく行くための必須条件ですが確実なモノではない」のです。
「不合格になった。でも次に進むために受け入れて次に向かう」
のです。それがないのであれば受験はしない方がいいです。間違っても
「お母さんのせい」「先生のせい」「学校のせい」「塾のせい」
なんてことにしないことです。結果は自分のせい。そして、反省して次に向かうのです。
失敗しても受験はこれで終わりではないですし、人生もこれで終わりではないのです。
次にいかせばいいのです。実際に社会に出たときにもその経験は行きます。
人生では「しなくてもいい経験」はありますが、「ムダな経験はない」のです。
受験生の親がすること
実はこの「覚悟」を最ももつ必要があるのが「親」なのです。親こそが「覚悟」を持つ必要があります。
実は子どもは親の覚悟を見ています。親が口だけで本気かどうか知っています。
「勉強しないなら学校に行かせない」
なんて言いながら、勉強しなくて受験に失敗しても予備校の費用を支払うと「また出してもらえればいいや」と思うのです。
親の本気が子どもを変える
私の知り合いの親にもこんなお母さんがいました。「大学に行きたい」と言いながらテレビばかり見ている子。
いくら言っても聞かないので学校の三者懇談のときにこんなことをお母さんは担当の先生に言ったのです。
「うちは大学に行かせるつもりはありません。勉強もしない子にお金を払う余裕がないのです」
と。そして、帰って行きました。子どもは大慌てです。帰って何度もお母さんを説得します。何度も何度も。
というのはそのお母さんは「本気」だったからてす。本気て行かせないつもりだったからです。
それから人が変わったように勉強するようになりました。
落ちたと思いました
親の覚悟は受験にうまく行くためだけではありません。万が一不合格になった時も受け入れる覚悟が必要です。
実際に努力しても受験に失敗することはあります。その時も子どもを責めることなく受け入れる覚悟が必要なのです。
私の息子の時もそうでした。センター試験の前。息子は勉強をしていました。1日10時間。
ですが、私の目からも見たら「甘いな」と思っていました。「多分センターは失敗するダメな」と。
ですが、言ってもムダだろうし、任せていたので何も言いませんでした。
そして、センター試験。案の定センター試験で失敗。志望校を変更せざるをえませんでした。
そして、変更した先の受験校の判定さえも「D判定」です。それでも受験すると。
センター試験のあとの息子の勉強部屋の中はビリビリに破かれた今までの模試で散らばっていました。
それからです。息子が本気になったのは。覚悟を決めて1日12時間から13時間の勉強。
あれほど仲の良かった友達との交流もその間は絶ちました。
そして、大学受験。半ば諦めていたものの逆転合格。自己採点では三割と思っていたのが、結果は八割に。
本当のにその時は親も覚悟を決めて見守るしかないのです。