私のサイトを見ている保護者の方はすごく研究熱心で、子どもに対する愛情が深いと思います。
きっとこれを見ているあなたもそんな方だと思います。私のサイトは全然無名のサイトで、いろいろあなたも悩んで検索してきたかも知れません。
勉強法についてもいろいろ調べてチャレンジしたり、いろいろやってきたりしたのかも知れませんね。
私のサイトをずっと読んでいると
と思って、普段の注意を減らして子どもに任せようとすると、やっばり子どもを見ているとだらしなくてついつい口を出してしまう。
目次
徹底的にバクるということ
他人がやっていること盗むことをパクるといいます。仕事関係でいうと
「TTP」
と言うこともあります。どんな意味かというと
T・・・徹底
T・・・的に
P・・・パクる
という意味です。真似するときは徹底的に真似をするのです。
実はこの本当の意味がわかっていないのでその話をしますね。
子育てでいろいろ有名な先生がやっている子育てや、勉強法を真似してもうまくいかないことがあります。
実際に保護者の方もいろいろやったけれどうまくいかなったという話を聞きます。
FCがうまくいかないのと同じ
これは、大手のFC(フランチャイズ)で同じやり方をやっているのにうまくいっているところといないところがあるのと同じです。
例えば、公文式や学研。ECCなど多店舗あるところでもすごく生徒が集まっていているところもありますが、集まらになくて困っているところもあります。
同じ方法を使っているのにこの違いは何でしょうか?
同じ子育て法でも何が違うのか?
例えば子育てをやっていると
「この方法をやればすべてうまくいく」
何て方法はないと思います。実際にビジネスセミナーに参加したときこんな話を聞きました。
「セミナーに参加していい話を聞いて実行をする人は100人に1人。さらにそれを続ける人は100人に1人。
つまり、話を聞いて実行し続ける人は10000人に1人。だから、うまくいっている企業が少ない」
と。必死に毎日戦っている会社ですらこんな感じです。実行して継続することが大変なのです。
徹底的にパクる子育て
「自立させる子育て」
何ていっても最初からうまくいくわけではありません。そして、自立させるには、親も覚悟が必要です。
やり方をパクるのではなく、「考え方」「覚悟」までパクるのです。表面的なテクニック
「言い方」「動作」だけをパクっても子どもはバカではありません。親が何かをしようとすると
と親の本心を見抜いてしまうのです。だから「徹底的にパクるのであればその【覚悟】までバクる」必要があるのです。
実際に私もこんなことがありました。
センター試験がうまくいかないという覚悟
センター試験前。息子は1日10時間勉強をしていました。ですが、私の目から見たら「甘いな」と思って見ていました。
というのは入試のときに必要なのは「確かな実力」とあとは「勢い」なのです。
私のときは1日13時間も勉強しました。その「勢いの差」は必ず出てきます。
「多分センター試験うまくいかないだろうな」
と。そして、センター試験。案の定私の予想通りセンターは思っていた点数よりはるか下でした。
戻ってきたときは、息子はベッドの上で土下座です。
と。何も言いませんでした。
「国立大学はムリかも知れない」
とそう思いました。しばらく息子は荒れて、勉強部屋では今まで受けた模試がビリビリに破かれて散らばっていました。
2次試験に向けて選んだ大学の志望校判定は「D判定」。「B判定」のところもありましたが、かなり遠いところ。
それでも息子の意見を尊重してそのまま受験。2次試験までは1日12ー13時間勉強して最後に逆転合格。
その間に何度も親が口出すシーンはありました。塾に行ったとき受験前なのに友人の悩み相談に30分ものる。
それも10時に迎えに行ったのに待たさせること30分。そのときも「友達の相談はそれだけ大事?」と聞くと、「大事だから」ということでそれで終わり。
息子が判断したのであればそれで何も言うことはありません。模試で悪かったとき。入試直前も。
聞くときはあっても口出すことはありません。そうやっているのです。
「真似するときは徹底する」
がポイントです。