子育て

指導するのは「結果」ではない

今日は熱血指導です。指導していると言い方もきつくなるし、冷静にならねば。

注意するのは結果ではない

指導するときに注意が必要なことは、「結果」ではなく、「プロセス」です。
ついつい、テストの結果など、結果に焦点をあてますが、それをすると

「結果を求める人」

になってしまいます。

結果だけを求める姿勢は・・

「えっ、結果を求めてはいけないの?」

と思うかも知れませんが、社会に出ると確かに結果です。私は自営業なので、努力をしても結果が出なければ終わりです。

「今日もがんばりました。でも、生徒は1人しかいません」

何て結果であれば、生活が出来ません。ですが、

「すべてのことは結果がすぐに出ない」

のです。大切なことは

「正しい努力の方向と正しい方法を続けること」

です。これを子どものときに身に着けさせるのです。そうすると社会で出ても結果の出せる子になります。

大人でもうまくいかない人

実際に大人になってもうまくいかない人は決まっています。どんな場合かと言うと

1.正しい方法でやらない

人から指導を受けても言うことを聞かなくて、自分のやり方に固執してしまう人です。

もちろん、うまく言っていればそのやり方法でやればいいのですが、やり方が間違っているから指導を受ける。

でもやり方は変えない(笑)今のやり方に固執してしまうのです。

2.正しい方向でやらない

やり方は正しくても方向が違っていると違ってきます。そんなことはないと思うかも知れません。

例えば、受験科目に数学はないのに数学の勉強をしている・・。そんな感じです。

「そんなことあるわけないでしょう」

と思うかも知れません。実はこう言うはあります。私がそうでした。

塾を奈良で塾を開いたときがそうでした。生活のためには塾の生徒を集めないといけない。

そう思っていました。ですが、生徒が増えてくるとその分ストレスが増えます。入ってくる子も成績はよくないのはいいのですが、騒がしい。

そして、こちらは叱る。それがストレスで、本心は

「生徒は10名くらいでいいなあ。それが幸せ」

何て思っています。そうすると自分の心の方向と違った方向で努力しようとしています。

つまり、正しい方向ではなかったのです。生徒が塾にたくさん来るというスタイルは私の求める方向とは違っていたのです。

そうすると結果は出ないですよね。今は結果が出ているのは方向が合っているからです。

一般的には

「本当にやりたいことではないことをしようとする」

です。社会に出れば生活のためと言う

「ライスワーク」(生きるための仕事)

になってしまいます。ですが、本当は

「ライフワーク」(天職としての仕事)

にしていかないといけませんね。

3.継続できない

社会に出ると一番大切なのは継続する習慣です。何でもそうですが、

「すぐに結果が出る」

ということは少ないです。何度も繰り返してやってこそ結果が出ます。それを

「やっても結果が出ないから辞める」

を繰り返しているといつまでたっても結果の出せない人になるのです。

「結果ではなく姿勢を作ること」

です。

途中経過を書くという姿勢

指導では途中経過を書かせるのはとても大切です。いえ、社会に出たときに役に立つのはこの

「書く」

という行為なのです。例えば

仕事を辞めるとき

・仕事を続けるメリット・デメリットについて書く

そうすると頭の中が整理されます。さらにデメリットについては

・デメリットに対して対策を書く

のです。これはすべて私がやってきたことです。会社を辞めるときや塾をするときはいつも不安が付きまといます。

それをタダ何となく不安にするまではなく、

「書いて考え明確にする」

のです。そうすると不安を直視して不安が解決します。

問あわせは以下より

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