あなたのお子さんが大人になった頃は定年が70歳になっていると思います。
実際にニュースでも定年70歳が出てきましたが。70歳となるとずっと仕事をしていないといけません。
しかも六十歳になったときにその後10年働くかどうかはその人の能力にかかってくるのです。そうなるといろいろ勝手が違ってきますよね。
目次
時代の流れ
こんなニュースも出てきました。
ユーチューバー年収ランキング、8歳少年が首位 稼ぎ28億円 フォーブズ
です。また、先日事件になりましたが、高校生が年収1000万円を稼ぐ時代です。親もいろいろと育て方について考えないといけません。
フリーランスになる60歳
定年が70歳の中であったのが、60歳になって自分で独立してフリーランスになるという道です。
個人的に言うと60歳でフリーランスになるのはほとんどの人がうまくいかないように思います。
その理由は一番自分自身で自立して行ってきてこなかったからです。社会に出ると確かに会社で働いて一定の役割を果たします。
ですが、その役割もその会社では必要であったとしても外の世界では使える技術ではないということも多いのです。
また、サラリーマンですと、給与が毎月同じように入ってくるのが当たり前だと思っています。
ですが社会では当たり前であるということはありません。私は毎月、月謝が入っていますが、生徒が塾を辞めるとお金は入ってこなくなります。
そして、それが続くと収入が激減することもあります。だからこそ常に考え続けているわけです。
だからそうやって常に考えている人だけがフリーランスになることができます。
あるいは自分自身で勉強して、会社の中だけでなく社会で使えるスキルを身に磨いている人だけがやっていけるのです。
そうすると勉強というのは学校卒業して終わりではなく、その後ずっと続くものです。
学校の勉強もそうですが、自分自身が興味をもって社会に役立つことをずっと勉強し続ける姿勢を身につけないといけないのです。
子育ての評価は
子育てをやってるときにどこをゴールにするのかがとても大切です。
中学受験
高校受験
大学受験
就職
実際に教育という意味で言ったら30年以上行っているのでいろいろな子を見ていました。
高校受験で成功して、大学受験で失敗している子。中学受験でうまくいったのに大学受験ではうまくいかなかった子。
あるいは高校受験では失敗して、大学受験でも失敗したのに社会人になってうまく行った子。
単純に学力は高かったら社会でうまくいくと言い切れないのが難しいところです。
そして、社会的な評価の他に大切なのが本人の問題です。本人が満足して充実した人生を送れていれば親としてはそこで満足だと思います。
特に私が評価するのは親御さんが子どものために何もしてあげられなかったときや亡くなったときです。
そのときに本当に子ども自身が自立して自分自身の人生を全うしていけるかどうかが勝負になってきます。
親が管理してうまくいってるというのは結局は親がいなかったらうまくいかないのと同じです。
いかに早く親の手から話して自分自身で自立させるかです
ゴールを50歳以上にすると勉強も変わる
ゴールを自分が死んだときにすると、勉強方法も変わってきます。ただ成績を上げるだけのではなく、自分で考えて、自分でやったが勝負です。
例えば、高校生で質問する内容はほとんどネットで検索すれば出てきます。これは自分でできますよね。
また、勉強も与えられるのではなく、自分で計画を立てて、試行錯誤してやっていきます。
もちろん、「成績を上げる」という効率だけを考えたら、計画もプロに立ててもらって、その通りロボットみたいにやればいいのです。
ですが、計画を立ててくれる人がいなくなったら、社会に出たら計画を立ててくれる人を探しますか?
ですが、計画の立て方がわかったら、社会に出ても自分で計画を立てられます。
考えさせる、決めさせる。責任を取らせる
その第一歩は子どもに考えさせることからスタートです。問題集も親が与えるのではなく、子どもに選ばせます。
そして、その理由を聞きます。そうすると、理由を聞かれることで初めて考えるようになります。
テストが戻ってきたときもそうです。子どもに感想を聞きます。また、子どもに分析させていきます。「何が問題だったの?」と。
また、課題に対策に関しても子どもに考えさらます。もちろん、最初は稚拙ですから、親が意見をいうのもいいと思います。ただし、あくまで意見です。そして、進めていくのです。
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