育て方によって、子どもの自立は大きく変わってきています。
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課題を毎日送ってくる中高生
毎日中学生と高校生が課題を送ってきています。特に強い強制力があるわけではないです。
が、それでも地道に送ってくるわけです。最初は課題であった国語が送られてきましたが、今はその他の科目も送ってきてくれています。
当然ですが、毎日やった課題を送ってくる子は成績がアップしてきます。
管理できるのは小学生まで
子どもが小さい頃は教育熱心な親御さんは子どもを管理しようとします。できるだけ口を出して、自分が求めている結果を求めます。
そして、自分の言った通りできるようにしようとします。それは小学生の低学年うちはできますが、高学年になって反抗期に入るとなかなか言うことを聞きません。
そして、中学生や高校生になると何とか親も子どもにやらせようとしますが、思うようにならず、もめることになります。
小学校のときにうまくいったのに・・と思いますが、いつかは親の管理から手放さないといけません。
社会人になってからでは遅い
結局は親の管理から手放さないといけません。というのはその子よりあなたの方が早く亡くなったしまうからです。
「社会人になってから」というのでは遅すぎます。学生時代というのはこちらがお金を払ってサービスを受ける側です。
ですが、社会人になると今度は相手にお金を払ってもらって、こちらがサービスを提供する側なのです。
そのときには練習ということはありません。全て本番なのです。だからこそ学生のうちに自立させる経験が必要なのです。
自分自身でできる経験です。自分で経験しない限りわかりません。だから、そういったことができるのはなるべく早く手放して、子ども一人に経験させるのです。
手放した瞬間は悪くなる
もちろん最初に手放したときは成績が下がったりとかうまくいかなくなったこといっぱい出てきます。
私は小学2年生のとき、母親管理していましたが、外に働きに出るようになってテストで30点を取るようになりました。
息子は高校生になって、私が何も言わなくなったら、300人中280番まで成績が下がりました。
ですが、それでも辛抱してやり続けないといけないのです。そうしないと決して良くなることはないからです。
実際に指導してる中にも親御さんがずっと管理している家もあります。何を管理するのかと言うと提出物関係です。
そして、親が提出してないかどうか全部チェックするわけです。ですが、残念な話ですが私のところに来ていわゆる偏差値の高い学校のお子さんというのは親が全然管理していません。
慶應大学に行った子や早稲田に上がった子も、課題が提出されていないので連絡したら、
「息子に任せていますから」
とか、東大を受けた子も
「娘に任せてから」
という風に言っています。それはその後優秀だからと思うかもしれませんが、任すことによって子ども自身が自立するのです。
高校生でも親が管理
逆に、大抵の高校生は全部自分で管理しているのに未だに親が管理している高校生にしたいですか?
実際に高校生でも親御さんが管理している家もあります。そうすると自立がドンドン遅れてしまいます。
自立させていくには、まずは手放さないといけません。ドンドン私の会員さんにはお母さんが自分自身の手から子どもを手放すようにしています。
できるだけ手放す時期が早ければ早いほど子どもは自立していくのです。