子育て

失敗を育てる子育て

コロナの影響で子育ても変わってきています。

コロナ対応で評価

これらの対応によって書く自治体の長に対する評価がいろいろ分かれてますよね。

普段は目立たない知事の能力がこの対応力によってはっきりと分かれてきています。

私は政治的には自分から発表することはないですが、今回の知事のりの対応にはいろいろ考えさせるものがあります

経験するしかない

今回のコロナの対応で親子さんの方も色々大変だったと思います。学校に行かせた方がいいのか、それとも行かせなかったのはいいのかなど。

また、家庭学習ではどうすればいいのか?今回の対応が難しいというのは

「今まで経験したことがなかったから」

というものです。これは親御さんもそうですし、会社もそうです。

塾仲間でもそうです。ワイワイガヤガヤやりながら何をどうしたらいいのかみんな悩みながらやって行きました。

それは親子さんだけでなく、塾長たちもそうでした。

私が経験した話

今回のコロナほどひどくはないですが、過去にも3度ほど大変な思いをしたことがあります。

最初は塾をオープンして3年目。 IT 不況で軒並み生徒が減ってしまったとき。まだリアルに塾を開いていました。最後にはたった3名に。

2回目はリーマンショックのとき。インターネット塾をスタートして何とか軌道にのったときです。
ですが、この2回の経験はその次に生かされています。

そして、それは東日本大震災のとき。今回のコロナです。

今回のコロナについて、私とこの塾の対応それほど悪くはなかったと思います。

オンライン自習室を無料で公開してすぐに動きました。幸いにも塾にはコロナの影響は朝、塾を開いただけでまったく問題はありません。

では、なぜすぐに対処できたのか?それは最初の2回の失敗があったからです。

1回目は塾は瀕死(ひんし)の状態。いつつぶれても仕方がないところでした。2回目もかなりしんどかったのです。その経験があったから今があるのです。

これからは失敗の経験が必要

コロナでネットの授業がスタートして、自宅の設備の問題ではなく、子どもが対応できない子もいましたね。

私のところはそもそもネットの塾なので、そんな子は入塾してきません。

が、リアルの塾が急にオンラインに対応できなかった子もいました。そして、もっと対応できなかったのが、大人です。

「パソコンは苦手だから」
「経験がないから」

といろいろな話を聞いています。ですが、今は解除されつつある自習要請も、また自粛要請が起こる可能性もあります。そんなとき、どうするのでしょうか?

この解決は急な自粛要請の前に少しずつ経験していくことです。今やっておくと新しい経験が増えます。

失敗を上手にする方法

「失敗」とすると大変ですが、それを「テスト」と考えてみると違います。実

は小さなテストをしていくのです。これからの子育てに必要なのはこの小さな「テスト」です。

未知の状態は小さく手探りをしながら進んでいくのです。暗闇を一歩一歩進んでいくように。

小さなテストですから、やってみて悪かったら直したらいいだけです。大きくコケないために小さくやっていくことです。

実は私は大学を卒業するとき一番パソコンが使えませんでした。実際に他の人がパソコンで実験データを計算しているとき、私は統計電卓を買って1人で計算していました。

ですが、社会人になって失敗して、失敗して何とか使えるようになったのです。それはやらないといけない部署に所属したからです。

だから、子どには失敗しないことよりも、いろいろ小さな失敗をさせて大きくならならないように教えていくべきですね。

そして、経験を積んでいくと、今度は大きな失敗を避けられるように成長していきます。

また、失敗しても立ち上がれるようにたくましく育っていきます。ぜひそんな子育てを。

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