勉強をしていると成績が上がらないことがありますよね。これは勉強でもそうです。
成果を意識する
私が受験に対して
「志望校を確認」
「人生計画を足る」
のもそのためです。勉強なんかも。中学受験を指導している子で
「日本一机の前に座っている子」
というのがいました。本当に日本一かどうかわかりませんが、ほんとに机の前に座っているのは長いそうです。
それで本人に
「机の前に座ってぼーっとしている」
そうです。ずっと座っているだけです。何でもそうですが、
「毎回で成果を求める姿勢」
が大切なんですね。もちろん、親でもなく本人がです。本人が
「ここでマスターしよう」
という気でないと成績は上がってきません。
この時間では何をマスターしますか?
ポイントになるのは
「この時間に何をマスターするのか?」
という意識だけです。それには実際に本人の意志と明確化です。
明確化
例えば、私が息子のときに伝えたのは
「大学に行きたかったら中学3年で偏差値60近くはいる」
ということを伝えていました。最近は少し変わっているかもしれませんが、国立大学では中学のときに偏差値60近くは必要です。
そうやって実際の数字を使って明確化していったのです。
以前も書きましたが、夏休みは
国立大学 10時間
私立の上位校 8時間
といった数字や途中経過を伝えていきます。
情報を与える
結局は子どもにできることは情報を与えることしかできません。というより、ポイントは
「気づいてもらう」
だけです。だから、親はどうやって本人に気づいてもらうかなのです。
だから、「失敗」させるのもその1つです。経験するとわかります。
実際に私の場合は仕事していて、意見を曲げない人がいるとそのままさせます。
「失敗するだろうなぁ」
と思っていても失敗をさせます。そして、失敗して
「あっそうだったのか」
と気づきます。そこから、アドバイスをしていきます。
一見遠回りのようでも、実はその方が近道なのです。これは大人の場合でもそうなので子どもならなおさらです。
そうやって、相手に話を聞く状態にしてから次に進んでいきます。