塾から電話がかかってくるとろくなことがないと思っている保護者の方がいるかもしれません。
塾からの恐怖の電話
塾から電話かかってくるときは
・宿題をやってない
・成績不振
とそんな話なのかもしれませんね。一方、塾の方も保護者から電話がかかってくるのは次の2つが多いのです。

という欠席の電話。

と言う不満の声。実はこういったことが多いのです。ですがこれをちょっと変えてみるとうまくいくことが多いです。
不満OKだが良いことも言う
家によっては非常に短期的な成果を求めてばかりで、周りと揉めているところもあります。
何でもそうですが、短期的に答えを求めていると短期的な結果を求める子に育ちます。
例えば、問題で言うと自分の解ける問題ばかりやったり、とにかく答えばかりを求めたり。
結果が出ないと親も認めることができません。でも大切なことは難しい問題でもチャレンジすることです。
が、そうでないと子どもは途中で伸びなくなります。もっとかわいそうなのは子どもに対して「できている」という評価しないことです。
塾の先生同士で話をして一番悩むのは子どもが親に評価されないことでダメになってしまうことです。
「自己肯定感」の低い子は成績が伸びにくくかったり、仕事をするようになって力を発揮できなかったりします。
ダメなときは注意をしていいのですが、逆にできたときも細かく「できている」と本人にフィードバックしてあげることです。
これは「ほめる」のではなく、やったこと「認める」のです。
よくあるの悪いときのフィードバックのみの場合。できなかったら、


というような悪い結果のフィードバックです。これはよくします。でももっと大切なのは良いことのフィードバックなんです。
特に成績の良くない子ほど良いことのフィードバックをしてあると本人は伸びてきます。
成績が伸びない子
指導している出よくあるのが、
指導前、問題のテストでの得点
・0点
指導後、問題のテストでの得点
・0点
です。こう書くと

です。もちろん、指導してすぐに得点になる子もいますが、ならない子もいます。
そのときも実はフィードバックをしていきます。
指導前、問題のテストでの得点
・0点(理解度は20%)
指導後、問題のテストでの得点
・0点(理解度は80%)
です。その状態を必ず相手に伝えることです。

と。実際にほとんどやっているのかに結果が出ていない子はこんな感じです。
あと1歩詰めれば点数になっていきます。それだけです。それを子どもに伝えていくだけです。
例えば、結果は出ていませんが、その子の質問がドンドン良い質問に変わったくるのです。
これは力がついてきている証拠です。完璧にできていなくてできているところだけを伝えるだけでも違ってきます。


と。というのは、やっている本人が結果が出ていない自分に嫌になっているからです。
それをできているところを本人に伝えるだけで前に進める原動力に変化します。
スポーツで言うとタイムキーパーですね。スポーツをしていてバテていても

というだけで残りの1分は踏ん張れることができます。
これは仕事でも同じで、仕事をスタートして最初に結果が出るまでが一番つらいのです。
だから、そこをサポートするだけで結果を出す確率はアップします。
ぜひ、できてところ見つけて本人に伝えてくださいね。
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