夏休みに一人でできる勉強法について書いてます。
目次
夏休みにできる一人で勉強法
夏休みは普段に比べて学習時間がたくさん取ることができます。
塾にお願いすれば勉強時間は確保できますが、その分費用も発生します。
個人的には自分でできるところは自分でやって、できないところを塾にお任せするというのは原則だと思います。
そうするとお金のかからない効果的な勉強法ができます。ですが、
「家でできない」
という人もいますので効果的に勉強法を紹介しましょう。
苦手な科目・分野の場合
苦手というのはスタート時点でマイナスからです。だから、そのマイナスを少しでも和らげないと前に進みません。
頭でわかっていても気持ちが乗らない場合は、まずはその気持ち部分で楽にしてあげるのです。
それはどうするのかと言うと解く問題のレベルを下げのです。
学年で言うと小学6年生であれば小学校4年生ぐらいからスタートする。
高校2年生の英語であれば、高校入試の英語からスタートします。
「そんなこと言ってたら受験に間に合わないよ」
と思うかもしれません。通常通りのやり方でできる人はそれをやればいいです。
ですが現実的にはやり始めて途中でやめてしまうのが関の山です。
ポイントは波に乗せる
まずは苦手科目は波に乗るのがポイントなのです。それがレベルを下げて数をこなすという方法です。
実際この方法で何にも成績を上げています。
大学受験でやった方法
実は私は独学で勉強していたのでほとんどやり方というのは自分で考えながやりました。
英語は特に苦手で、大学受験に合格した後も大学の教授からは
「まさか君は家庭教師で英語を教えていないだろうな?」
なんて言われました。ただし、受験したのは二次試験では「英語」と「小論文けです、
それでも苦手でした。その私がこの方法をやったのは大学受験をスタートさせた高3の春休み。
高校受験の問題集からスタートさせました。つまり、3年下げたレベルの問題です。
自分では英語はできなかったので、まず基本からやらないといけないと思ってました。
特に英文の長文が苦手で、英単語がわからなかったのでとにかく問題を解いていきました。
その中で単語を文章中で覚えて行こうと思ったんです。それをやりました。
当時は「トレーニングペーパー(通称:トレペ)」というのを取っていました。
私がやったのはこれと進研ゼミだけです。トレぺも高校3年生まで取っていましたが、ほとんど手つかずでした。
というよりも学校の課題で、学校の勉強中心でそこまで手が回りませんでした。
それで溜まっていた英語のトレペを高校受験のところからやり始めたのです。
当然、大学受験をするわけですから高校受験は簡単です。それでも取りこぼしがありました。
通常は1日に指定された1日分を終了させるのですが、簡単なので1日に3日分やりました。
そうすると通常の3倍のスピードです。あっという間に高校受験が終わり、次に高1の分です。
そして、高2です。そうやって続けていったのです。すると苦手だった英語が抵抗なく進んでいきました。
国語ができない子がやった方法
指導していると国語が壊滅的な子がいます。どれくらい壊滅的かと言うと塾の教材が全く読めないというレベルです。
もちろん中学受験だとそういうこともありますが、普通の公立中学に行く子でもそういった子はいます。
そういった子はどうするのか学年をおもいっきり下げて簡単な問題集からやっていくのです。
当時の指導していた子もそうでした。一緒に教科書を読むと解けるのですが、一人で解くと解けない。
指導時間だけでは成績が上がらないので、宿題を出して一人でまずやらせました。
確か市販されてる公文式の問題です。小学6年生でしたが、思い切って小学2年生から。
本人は大喜びです。だって簡単だからです。
通常の問題集でも学年より下げると喜ぶのに、中身を見るとさらに簡単な公文式だったのでどんどんやりました。
一週間に半分ぐらい終わらせて2週間で一冊というペースです。それをやっていくとだんだんつかめるようになってきました。
最終的には中学に入ったときには普通の塾の問題集が読めるようになったのです。
苦手科目の克服はストレスを下げることです。
苦手科目の克服で大切なのは最初の勢いです、簡単な問題集を繰り返すやるようにすると良いでしょう。
その前にとっかかりストレスを下げてあげることです。
苦手というのは本当にやりきって苦手という子は少ないです。
逆に全然やっていなくて、苦手ということが多いのでまずは取り組むことからスタートです。
以下友達を追加してくださいね。追加してもらった方には
「子どものやる気を引き出した事例集」