「うちの子発達障害かしら?」
指導していた中には、「発達障害」だった子もいます。
親が考える質問
指導しているといろいろな子に出会います。特に私の塾は成績もトップから、一番下の子まできます。
ですが、ここでポイントになるのは、

という話。できない子を持つ親御さんの頭の中は

という質問をいつも自問自答しています。当然ですが、返ってくる答えは
「できない理由」
です。あるいは違った努力をしよう質問します。
「どうすれば勉強ができるようになるのか?」
です。

と思うかもしれません。いえいえ、私にとっての質問は

という質問です。
その子の才能を伸ばせる分野
以前に書いた記事にもありましたが、「ウサギとカメ」の話です。
読んだ人はと思いますが、「ウサギとカメ」は陸上で競争をしました。
ですが、これって、前提条件がそもそも間違っていますよね。というのは、
「陸上で競争ではなく、海の中で競争させればいい」
のです。そうすると、カメはスイスイと泳いでウサギに余裕で勝てます。
その人にとっての得意分野があるはずです。
学習障害と思われる子や、学校の勉強に向いていない子でも
「別の分野にいけば天才的な子」
はいるからです。経営をしている、「営業はできるけれど経理は全然ダメ」とか。
「勉強はできないけれど友達関係が抜群に上手」とか。
その逆もあります。勉強はできるけれど、塾をやったらうまくいかない。
塾を経営するというのと、勉強をするとか、勉強を教えるのは別ものだからです。
だから、私の塾では全国のいろいろな先生と手を組んでやっています。
「指導は抜群にいいけれど、塾の生徒は集められない先生」
です。別の塾の経営ができなくても、親御さんからすれば
「うちの子にちゃんとやってくれたらそれでいい」[/st-kaiwa1]
と思いますよね。それと同じです。社会の中で1つの分野にしかすぎません。
・絵が上手に描けない
・走るのが遅い
・人前で上手に話せない
とか、それと同じです。もちろん、最低限克服した方がいいのもあります。
ですが、それをお互いに協力しあってやっていければ一番いいのです。チームを組んで。
その中で
「自分の子の才能をどう生かすのか?」
と考えた方がいいです。それについては以下にも書いています。