勉強法 子育て

子どもを早起きさせた方法

学生の頃読んで、さらに新入社員のときに読んだ本を読み返しています。

「人を動かす」

このタイトルの本は見たかも知れません。すごくお勧めです。

子牛を牛小屋に入れる方法

子牛を牛小屋に入れるにはどのようにしたらいいのでしょうか?

この本に書かれていたのですが、なるほどと思いました。

例えば、通常は「引っ張る」とか「後ろから押す」とかするかもしれませんね。

でも子牛が嫌がったら中々動きません。牛は小さくてもやはり力が強いので大人がやっても動かないかもしれません。

そのときにどうするのか?子牛が牛小屋に入りたくなるように餌を与えるようにします。

餌を小屋の中に入れておくこと。小屋に入るストレスをなくすために、人の指を吸わせながら入れるとか工夫をします。

相手が牛だとそういう風に考えますよね。それは自分の力では動かせないからです。

それだけ動物を動かすというのは中々難しいものです。

子どもに変えてみるとどうでしょうか?

自分より大きな物を動かすときにはいろいろ工夫をします。自分の力では何ともならないので。

ですが子どもが小さいと自分の力で何とかしようとします。

特に小さいときはそれがうまくいきます。ですが自分の体よりも大きくなってきたときには中々それがうまくいきません。

お子さんが小さいときとき親が管理をして、勉強をうまくやっていたのに学年が上がる度に成績が下がります。

特に反抗期になって親の言うこと聞かなくなって、さらに勉強をしなくなります。

そして、そのまま成績がだだ下がりになるというのはこのパターンです。

それはそもそものやり方が間違っているからです。短期的にうまくいっても、長期的にはうまくいかない方法はたくさんあるのです。

今までやったやり方が正しければそれでいいのかもしれません。ですがやり方が間違っていると出来なくなるのです。

やり方を変えてみる

子どもの立場だったらどうでしょうか?子どもの立場に立って考えてみるとよくわかると思います。

毎日うるさく注意される。叱られる。

あなたが会社に勤めていたら上司に毎日言われる。

「あの書類は提出したのか?」
「もっと丁寧に仕事をしなさい」

毎日グチグチと言われたら嫌ですよね。また、お嫁さんであれば姑さんに毎日

「ここは掃除したの?」
「この味噌汁の味はどうなの?」

なんて言われたらうんざりです。

ですが、上司もお姑さんもきっとこう言うでしょう。それは、

「あなたのためだから」

わかっていると思いますが、多分いい気はしないでしょう。それと同じです。どうすれば気持ちよくやってもらえるのか?

自分のやりたい方向で考える

「うちの子は朝中起きないんです」

というお子さんがいます。ですが家族でディズニーランドに行くと決まったら、誰よりも一番起きたりしますよね。

やりたいことだったら早起きするのです。こんな面白い話もあります。

ある家のお子さんは、毎朝6時前に起きているそうです。しかも自分ひとりで。私が

「偉いですね」

と言ったら、

「実は自分の見たいアニメを朝だったら見ていいよと言っているんですよ」

と。それからは、1人で朝早く起きて、アニメを見ているそぅです。

将来の目標は何?

勉強をするのも同じです。まずは子どもに将来について考えてもらうのです。

将来について考えて、そこから今のあり方を考えてもらいます。

そうやってから勉強について考えてみると違った勉強となります。

成績の上がる計画の立て方

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