今日から10月ですね。生きていく時間が増えていくことでドンドン考えることが変わっていきます。
経験を積めば積むほど大切だな・・と思うことがあります。それは
「習慣」
です。習慣というのは、身につけたら生きるためのすごい武器にもなりますが、間違えると身を亡ぼすものにもなります。
目次
自立させない習慣
たとえば、こんな習慣。それは「子どもを自立させない習慣」です。
子どもを育てているとついつい目先のことに気がいきます。テストの点数が悪いとついつい口を出す。
テストが戻ってきた。テストの点数が悪かった。それで親が
「今回の数学の点数が悪かった。お母さんが見たところ関数が出来ていない。
だから、今回薄い関数の問題集を買ってきたのでこれをやりなさい」
と。そして子どもに与えます。それが何年も続きます。
就活で失敗。その理由は親。
大学に入って、就活がスタートしても、中々動かない。聞いてみると
「何をどうやっていいのかわからない。どうやればいいのか?」
と。仕方がないので、お母さんが就活について調べる。そして、お母さんが気にいった有名企業をピックアップ。
そして、一緒に履歴書を書く。そして、子どもの面接練習。ですが、中々決まらない。
理由は「志望動機がはっきりしない」と言う。なぜこんなになったのか?
同じ学校の子は次々に就活で決めてきている。しかもみんな1人でやっている。
「どうしてうちの子は自立していないんだろう」
と。これは時系列に見ているとわかりますが、結局は
「親が子どもの自立のチャンスを奪っていた」
ことがわかります。つまり、
「子どもに考えさせない習慣」
を自らつけていたのです。
子どもは幼稚なのは当たり前。
当たり前ですが、子どもの考えることは幼稚です。
「言うことは立派」
「理想的なこと」
「実行が伴わない」
などあります。ですが、それも
「成長するための過程」
なのです。子育てというのは
「二律背反」
した行為です。
「結果を出したければ親が言ったやった方がいい。でも、子どもの成長を望むなら、子どもにやらせて、失敗させて経験を積ませる」
方がいいのです。たえとば、私はインターネットでビジネスをしていますが、これだけやっていても失敗します。
70万円の失敗
今年は70万円の失敗です。正直、痛いです。ですが、そうやった経験をたくさんしているからこそ、他の塾が生徒が集まっていないところもある中、毎月入塾しているのです。
実際に
「失敗させないで子どもは成長することはない」
のです。10月です。子どもを自立させたかったら
「自立する習慣」
をつけていきましょう。そのスタートは
「子どもに決めさせる」
です。というのは
「決定する」
というのは何年経っても難しい行為だからです。
すぐできる自立させる方法
たとえば、勉強のときの問題集。親が決めたり、人の言ったことをそのまましたりするのではなく、
「子どもと本屋に行って、子どもに決めさせる」
というのも1つです。親が見て、
「あれ?こんな問題集を選んで」
と思ってもそれも経験。あとで買い直す必要があるかも知れません。それでも
「子どもの経験のために買った」
と思って割り切ってくださいね。