保護者の方と話をしていると「賢い」という言葉に敏感に反応させる親御さんが多いです。
「××ちゃんは努力家ですね」
と言われるよりは
「××ちゃんは賢いですね」
「×ちゃんは頭がいいですね」
という方が反応がいいです。実際は社会に出ると「努力できる」方がうまくいく確率は高いのですが・・
賢い子どもの育て方
その話はおいておいて、では、どうすれば「賢い子」に育てられるのか?その話をしますね。
賢い子どもにするにはまずは
「質問」
です。どんな質問をするかですね。たとえば、筋肉質の体にしたいと思ったら、まずは、筋肉を使うことが大切です。
そうしないと筋肉はつかないですよね。同じように「賢い子」に育てようと思ったら「頭を使わないとダメ」なのです。頭を使わせるためには「質問」なのです。
実は先生の授業で大切なことがあります。それはわかりますか?それは「発問」なのです。
どんな質問を生徒にするか何ですね。それを上手にすると生徒は考えるのです。実は頭のいい子はいつも「自分自身にいい質問をする子」なんです。
「何で夕日は赤いの?」
「何で空は青の?」
と質問する子は将来は「科学者」になるかも知れません。また、
「どうして学校に行かないといけないの?」
と考える子は何かを成し遂げる子になるかも知れません。私がやっている国語の授業は実は「質問しているだけ」なのです。
子ども対して質問を投げかけているだけなのです。
「何でその答えになったの?」
「何でそうなるの?」
と質問していくのです。そうすると
「何となく答えを出していた」
のが
「どうしてこう答えのか?」
を考えるようになるのです。実はそれだけなのです。
経営者も同じ
経営者というのは頭を良く使うのは常に質問しているだけなのです。
毎分毎分質問しているから、ずっと頭を使っているだけなのです。だから、
「頭を良くしたかったら質問すること」
です。逆にバカにしたかったら
「考えないで言った通りにしなさい」
と言えばいいのです。そうするとしっかりと「考えない子」になっていきます。実は会社でも同じなのです。
スポーツでも同じ
上から一方的に抑えつけると子どもは考えなくなります。たとえばスポーツでも同じです。
日本のスポーツは「監督の言う通りする」ということが多いです。少年スポーツを見てもそうです。
なぜなら逆らうとレギュラーから外されてしまうから。確かに使う方から言うと使い安いかもも知れません。
ですが、それでは「次のステップに進まない」のです。自分で考えて自分で動ける選手です。
逆に、子どもの頃大人からすると「生意気」と思うかも知れませんが、実はそういった子は考える子なのです。
実は「賢い子」に育てにはドンドン子どもに質問して考えさせればいいのです。