本日は休日でしたが、私が主催している塾長会の会員である先生が校門配布をするということでお手伝いに行ってきました。そこでの感想です。
「生徒はこないはず」なのに・・・
大阪にある駅から、その中学校まで歩いて15分。その間に私が数えただけで塾が8校ありました。
そして、入学式が終わるのがおそらく11時30分とのこと。今日は11時3分に到着。
なんて1人でいろいろ考えていました。最初にぶち当たったのが校門がわからない。田舎ならすぐにわかりますが、大阪はわからない。
ぐるっと敷地を回ってようやく「入学式」と書かれた看板のある校門に。
そして、11時30分を過ぎても誰も出てこない。しかも私以外に校門の前には誰もいないのです。
そう思いながら待っていました。すると校門が開きます。ようやくお母さん方が出てきました。準備されたチラシを一人一人で
と言いながら手渡ししていきました。そして、最後は残り10部まで配り終わりました。
そして、また歩いて帰って行きました。足はパンパンで。
なぜこの話をしたのか?
以前スキーの話で同様の話をしたことがあると思います。それは
「本気になればライバルはそれほど多くない」
という話だったと思います。途中歩いて通った8塾あった中で
「うちは生徒がいっぱいでもう集めなくていい」
という塾があったのでしょうか?私がちらっと覗いたところ生徒がいないような感じでした。
もちろん4月5日で学校がスタートしたので開いてないのかもしれませんがまだ募集はしています。
なぜこんな話をするのかと言うと
「真剣に生徒を集めようと思ったら、本当のことを言うと塾の先生も校門配布をすべきなのです」
だって、生徒がたくさんいるわけではないのですから、保護者に名前を覚えてもらうだけでも違うと思います。
もう1人の先生は他の中学校に行ったのですが、そこでは3塾ぐらい来たそうです。
ですが、ほとんどの塾はそれすら行っていないのです。そして、どうなっているのか?
「生徒が来ない」と言って塾は潰れていっています。これは実際に聞いた話ですが、潰れた塾の先生に
「校門配布とかポスティングとかやっていましたか?」
と聞いたところやっていなかったと。それで「生徒が来ない。じゃダメだ」と言って潰れてしまうわけです。
これ別に他塾の先生を責めてるわけではないのですが、これがほとんど現実なんです。
何でも本気でやれば道は開ける
実はもし何でもそうですが、本気で打ち込んで、本気でやれば、道は開けます。これはどんな世界でもそうです。
ほとんどが本気で取り組んでいないだけなのです。スキーのインストラクターの人に聞いた話ですが、再度話をしますと、その先生はスキーのインストラクターを希望していました。
それでスキーの合宿に入ったところ、
「うまくいかない。どうしようか」
と。スキーの練習が終わった後、夜にナイターの中で1人で黙々と滑りの練習をしたそうです。
ところが、他のインストラクターは夜にになると酒盛りをしていたそうです。そして、その人は一番でスキーのインストラクターの資格を取ったそうです。
つまり、本気でやってる人というのは意外に少ないのです。そして、本気でやれば結果を出すことができるのです。
今日はチラシを撒きに行ってすごくびっくりしました。今、塾の業界というのは少子化で生徒が集まらないと嘆いていると言うの現状です。
本当に地方の方は生徒が集まらなくて大変なのです。それなのに校門前で配布させしてないのです。これだと本気で取り組んだ塾は生徒が集まってくるはず。ですそう感じた1日でした。
親としては本気で子どもが取り組めることを見つけることができたら、それを応援する形がいいですね。
いやいややっていても結果は出ません。本気でやることです。今日は本当に拍子抜けの1日でした。