中学校1年生や高校1年生の場合、最初の頃は部活との両立が大変です。そのとき、親としてはどんな対処方法があるのでしょうか?
このときとき
「部活が大変だから部活を減らして」
とか
「勉強に支障をきたすので部活辞めて」
というのも1つの対応かもしれません。ですが社会に出ると何か1つに集中できるということは稀です。
そういった環境は少ないのです。例えばもしあなたが主婦であれば、状況によっては仕事をしながら主婦をしていますよね。
そんな風に仕事と家事と両立をされていると思います。それが現実です。結婚すると父親ということとビジネスマンということの両立も必要です。
比重は別ですが、やはり世の中に出ると1つの役割だけで対応するわけではないのです。
だから、学校というのはいろいろな意味で練習できる場所なのです。社会に出ると練習することはできませんが、学校にいる間はいろいろできるわけです。
だからこそこれも練習と思って子どもの対応を見守るしかないのです。実際に子どもはいろいろ対応してくると思います。
部活にはまってしまうかもしれません。あるいは部活を辞めてしまうかもしれません。どちらにしろ対応は自分自身で工夫しないといけないのです
目次
親子2代にわたって
うちの所もそうでした。私も勉強はできないと思いながらも、部活をしたり、空手も習ったりしていたのでその両立大変さをよくわかっています。
基本的に私は勉強と部活は両立できないと思っていますので、どちらかに偏ってしまうかもしれません。
こんな風に書くと「希望がない」と思うかもしれませんが、私のいう両立できるというのは両方ともトップレベルということです。
もちろん趣味でやったり、トップではなくて部活をしながら勉強したりするだけというのは大賛成です。
というのは若い時分に体を鍛えておくとか、何か打ち込むということは社会に出たときにもプラスになるからです。
けれども両方ともトップになるということは、かなりの才能と努力が必要なので無理だというだけの話なのです。
私が成績が悪かった学期
私が成績が悪かったのは全て1学期です。1学期の成績はいつも悪かった。その理由は簡単。運動していて帰ってきて寝てしまうので勉強する時間が極端に減ってしまうからです。
運動でバテてしまって勉強する気はあってもご飯を食べて寝てしまう。そういう生活を1学期の間は続けてしまいます。
特に夏は運動クラブは時間が長くて、しかも体がだれます。だからこそ1学期が悪いのです。
逆に2学期にやると部活の時間も減って学習時間が増えます。気候も丁度いいので勉強がはかどるわけです。
そうやっていろいろ時間のやりくりを工夫していくわけです。息子のときもそうでした。
息子も小学校のときにはあれだけ勉強していたのに中学校に入って勉強するもののほとんど部屋で寝ていました。
経験を積み重ねる
そういうことをやりながら
「どうやれば工夫して部活と両立して勉強できるのか?」
と考えながら、悩みながらそれを克服していくわけです。そうすることによっていろいろ工夫して子ども自身が強くなっていくのです
親が過干渉すると子どもは弱くなる
親が元子どもが求めていないのに親が過干渉すると子どもはどんどんどんどん弱くなっていきます。
悩んだり苦しんだりするのも実は子どもの特権です。学校に行ってる間にいろいろ自分自身で壁にぶち当たりながらそれを乗り越えていかないといけないのです。
が、その壁を乗り越える機会を親が勝手に抜けたり、避けるように指導したりすると結局そういう能力がつかないわけです。
時間の使い方も同じです。後でいろいろ工夫するように見守ってあげてください。最初のうちは失敗するかもしれません。
ですがその失敗も将来に役に立つような失敗だと思ってくればと思います。