勉強法

実際に夏休みに成績を上げた具体的方法

今回は夏休み成績を上げる具体的方法について話をしていきたいと思います。具体的な実例を話してどんな風に上げていたのかということを書いていきますね。

実際やった方法で何度も使っているので本当に効果があります。

偏差値50だった方が60になった方法

成績を上げるのに一番簡単な方法は

「当たり前のことを当たり前のようにできるようにすること」

です。それを徹底するのが一番簡単な方法です。結構これは普通にできていなくて、それができている子っていうのが上位の子なんです。

だから、平均点前後の子である場合はその当たり前のことを当たり前のようにさせるだけで点数は確実にアップできます。

実際に私の息子が高校受験のときに志望校の学校説明会に行きました。そのときに私は担当の先生に聞いたのです。

「どのような勉強したらいいのですか?」

とそうすると返ってきた答えがこんな答えでした。

「落とさない勉強をしてください。公立高校なのでそれほど難しい問題は出しません。それよりも落とさないことをやってください」

と。つまり、ほとんどの子は失点しなくていいところを失点しているのです。その失点をなくせば点数が5点とか10点とかアップしてきます。

そのように最初に簡単に失点しているところを詰めてしまうわけです。

夏休みに行った方法

よく写真で出てくる●●さんのところがそうです。今でこそ芸術系の中では国立ではトップに通っていますが、中学校のときは普通の成績でした。

 

ただ、すごく頑張り屋の子なので本当にやることはやります。

当時は数学の偏差値で言うと50。それが夏休みに特訓したおかけで60以上になったのです。

どうやってやったのかと言うと基礎的な問題から標準的な問題を徹底的にやって潰したのです。

これは私の塾には会員サイトに「チェックテスト」というテストを上げています。

塾用のテストですが単元テストです。その「単元テスト」をとにかく100点取るまでやるだけです。

もちろん、その子のレベルによっては80点以上でもいいでいいのですが、基準を決めてそれを越えたら合格させるわけです。

「15分でテストして採点して直しをする」

これを徹底しただけです。問題レベルはほとんどの問題が難しい問題ではないのでそれさえできれば学校のレベルで言うともう90点以上取れます。

実際に学校のテストで100点近く取るときはこのテスト全部やって100点取らせるようにしています。

単純にそれだけなのです。それでわからなかったら、それを解説して解き直すというのを延々繰り返すだけです。

息子の成績上げた方法

実は同じ方法をすでに息子のときにもやっていました。息子のときには1学年を1日でやるということをやっていました。

息子なので指導し放題です。今なら干渉し過ぎたと思うのでやりませんが、当時は普通の親御さんのようにやっていました。

このチェックテストというのは1枚15分です。ある程度できるようになるとその半分の時間7分でできます。

そうすると1時間に6枚はできます。例えば中1の単元で言うと30単元あります。

その30単元に対して2枚のテストがあるので、全部で60枚です。それをやろうとしたら単純に計算すると

60枚÷6枚(1時間)=10時間

と、10時間で終わります。そんな風に時間が読めます。もちろん、計算通りいきませんが、すごくできる子であれば10時間で一通りの復習が終わってしまうのです。

満点を取らせて合格にすると息子のときは13時間ぐらいかかって1年分をやっていました。

そうやって毎回テストをしてできないところを意識して潰してやっていくと成績が上げるのです。

これはテーマ学習で言うとこの子の場合はテーマが「弱かった数学を強化する」ということで全体的に復習する方法を採りました。

こうやって本当のことを言うと1人1人に合わせて課題を決めて、その夏休みに潰していくのが、成績を上げるのに一番効率が良い方法なのです。

実際に夏休みにやった成績はその2学期以降に結果として成績が上げってきています。

そして、当たり前のことを当たり前にできるということを地道にやっていけばいいわけです。

この方法のいいところ

この方法のいいところは作業ではなく脳に負担をかけながら勉強するところです。キッチンタイマーを使って時間を計っているという緊張感。

そして、テスト100点を取らないといけないというプレッシャーです。その中で勉強しているので、ダラダラとしてやるというわけにはいきません。

同じ1時間でもかなり緊張してやっていくのです。実は成績の上げるというとこは普通の勉強よりも、テストをしているときの方が成績は上げります。

塾で言うとこれをみんなで一斉にします。すごく真剣にやります。おまけに「ビリには宿題を増やす」とか「トップの子にはプレゼントか何か」とやると盛り上がります。

もちろん、数学だけをやると数学の得意な子は鼻高々で、できない子はいつも宿題を増やされます。

ですが、これを理科とか社会とか含めてやるとそれぞれの得意が違ってくるので結構盛り上がります。

こうやって1人1人バラバラのテーマでやって課題を潰していくとムダのない夏期講習になるのです。

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