曜日に関係なく夏期講習です。
目次
3回は回すこと
まずは
「ワークを3回は回す」
を目指してやっています。1回で何でもマスターできればいいのですが、そううまくはいかないのです。
最初が苦痛
ワークをやっていると最初の1回目がとても大変です。計画を立てても予定通りに行かないし、わからないことが多いです。
しかもスピードが遅い。やっている本人もイライラするかも知れません。子どもによっては周りに八つ当たりするかも知れません。
ですが、受験で一番大切なのがこのイライラなのです。そして、こういった経験はとても大切なのです。
そのイライラを経験しながら、色々なことを学んでいきます。
社会に出ても同じ
実は私も受験を2度も経験しているのに「最初はうまく行かない」ということでイライラしていたことが長い期間ありました。
自分で感じていた10年間は本当にそんな感じです。売れない芸人のようで何をやってもうまく行きません。
「失敗」「失敗」「失敗」
の連続でした。それがうまくいくようになったのは「自分を信じて続けたから」です。メールは18年。ブログも10年以上続けています。
そして、うまくいかなかったとき
「やけを起こして諦めるのか?いろいろ工夫してチャレンジしていくのか?」
でその後の人生が変わってきます。
学校は予行演習
学校というのは社会に出たときときのための予行演習のところがあります。
「部活の縦の人間関係」
「クラスで周りの人の関係」
「先生との付き合い方」
など。社会に出ると経験することに似通っています。気の合わない上司もいますし、気に食わない先輩もいます。そういった中で上手に渡り合っていくことも学校で学んでいくのです。
受験も同じです。
最初に「やっても結果が出ない」ということはとても貴重な経験です。すぐにやってもでないことを粘り強くやっていきます。
受験でこの「粘り強くやり続ける」ということを身につけるのです。普段の勉強では楽しくてすが、受験では普段できない経験をやっていくのです。
まずは1回。苦痛の中で進みます。特に今まで勉強していなかった子にとっては大変です。
そして、2回。2回目は1回よりは早く進みます。そして、自分でもわかってくるので希望が見えます。そして、3回目。
この時期になると11月や12月になっているので、ずっと続けてきた子達は手応えを感じています。あれほどイライラしていたのに、うそのようにスイスイと問題が解けるようになります。
一方、嫌にことを避けて問題集を繰り返して来なかった子ども達には焦りの色が見えます。そして、必ずこんなことを言います。

と。
そうやって、いろいろなことを何で行くのですね。社会に出ると今以上にやったことが結果が出ないことがあります。
それでも続けていくのです。これは大人でも同じです。メルマガ、ブログといったことも最初は結果が出ません。ですが、1か月、2か月、3か月と続けていくと結果が出てくるのです。そして、
「続ければ芽が出ることある」
「自分が予想する以上に結果が出るまで時間がかかる」
という経験を積むことはとても貴重な経験なのです。そうやって、成長していくんですね。勉強も大変ですが、ぜひともがんばってください。今私が指導している小学生は毎日10時間はやっています。