今回は
「それぞれの目標」
についてお話していきたいと思います。
まずは明確な目標を決める
子ども成績をどうしたいか聞いたとき、子どもが
ということをいくら言ってもうまくいきません。というのは
「目標が曖昧だから」
です。そういった目標だと
「後で検証ができません」
です。曖昧だから、目標を立てたけれども、結果はどうだったのか反省できません。
ですが、こんな目標はどうでしょうか?
「数学80点以上を取る」
というすると結果ははっきりしますよね。そして、結果が出たときに
「目標が達成できたのか、できなかったのか?」
がわかります。そして、それだけでもダメです。目標を立てた後にすることは、
「目標を達成するために何をするのか?」
です。目標を立ててもそのために何をするのか書かないと絵に描いた餅になります。そして、それを本人に考えて書かせます。
高校生もこれで内申書がアップしました
実はテストが終わった後には高校生には以下のような目標を書かせていました。
まずは現状の成績。そして、次の学期の目標を。
授業中、本人と話をして
「通知表をどれだけアップさせるのか」
という話をして、目標を決めさせます。特に「推薦」を目指している高校生は1年から通知表には気をつけさせます。
推薦には内申点も絡んでくるからです。そして、そのためにやるべきことを書かせるのです。高校生にもなると
「これをやれば通知表がよくなる」
ということはわかっていますから書きます。そして、それを意識するだけで違ってきます。
そして、それを忘れないために何度もそれを見せるわけです。そうすると
「目標を意識するようになる」
のです。そして、定期テストの前には目標と見ながら勉強すると成績がアップします。
これによって、トータルで通知表の合計が10アップする子もいます。ぜひともやってくださいね。