「やっているのに成果が出ない」
ということが多いですね。あるいは
「やっているけれど思ったほどの成果ではない」
というときもあります。一番の理由は
「意識していない」
ということがあります。
目次
意識させる
どういうことかと言うと勉強法の中に音読がありますよね。音読はやったら効果があります。
ダラダラとやってもそれなりに成果は出ますが、意識するともっと成果が上がります。
例えば、
「音読しなさい」
と言われて音読します。確かに読みました。それにさらに効果を上げようとしたらやるのは
「読んだあとに質問すること」
です。読む人に質問すると相手の読み方が変わります。私はこれを
「発問音読法」
と言っていますが、音読したあとに質問するのです。例えば
「登場人物は何人?」
「登場人物の××の心情は?」
「なぜその理由になるの?その根拠は?」
と。そうすると初めて本人は「意識して」音読するようになるのです。大切なことは意識させることです。
授業でやっていること
実際に国語の指導でもそうですが、テキストに沿って指導をしていきますが、論理エンジンのテキストはよく出来ています。
ある意味先生がいらないくらい。ですが、先生の役割は
「生徒の頭の使い方を意識させること」
なのです。例えば、解答をしたらすぐに
「なぜその答えになったの?」
と質問すると子どもはその質問に答えようと考え始めます。本文の中から根拠を探そうとしようとします。
また、これを繰り返していくと
「最初から理由を用意した答えを考えるようになる」
のです。こうやって、解き方を指導しながら、頭の使い方を変えていくのです。
社会に出たときにも
こういった「理由も考える」というのは社会でも使えます。
社会に出ると「意見」を求められることが多いです。それも思い付きではなく、きちっとした理由も必要です。
だから、普段からこういった理由を常に考えるという習慣はずっと役立つのです。
理解と身につけるは違う
論理エンジンをやって国語の成績が爆発的に上がる子がいます。その特徴は
「数学(算数)が得意な子」
です。もちろん、この数学(算数)が得意な子というのは計算だけが得意な子という意味ではないです。
「論理的な考え方が出来る子」
です。そういう子は「論理エンジン」をやると飛躍的に伸びます。それは
「無意識のうちに論理的な考えになっているから」
です。だから、論理的な考え方を出来ていない子は「論理的な考え方」を意識してさせる必要があるのです。
それをしつこく、しつこくやるのです。そうすることで結果が出せます。
論理エンジンの募集をしています
今論理エンジンの募集の募集をしています。一度やってみたい方は以下です。