今回は
「賢い子どもを育てるお母さんがどんなことをやってるのか?」
という話をしたいと思います。子育てというのは本人の元々の才能は別にして親自身の子育てによっても大きく変わりますね。
目次
まぐれではない子育て
もちろん優秀な子は何をやっても優秀なので、子育ては比較的楽なのかも知れません。
そのときは、親御さんの力量はあまり関係ないかも知れません。優秀な子どものお母さんが

何て言われるとうらやましく思うかも知れません。ですが、親御さんの子育ての力が試されるのは、生まれつき子どもがそれほど優秀でないときです。
以前かに会員のお母さんからこんなことを言われました。

何て言われました。私のところは2人しか育ててないので、まだまだ本当のことはわかりません。
子どもが多くなればなるほど、本当にいろいろな性格の子どもがいるのがわかります。
実際に
「上の子はよく出来るけれど、下の子は出来ない」
とかそういった場合もありますよね。勉強がすべてではないのですが、自立という意味では上の子は自立してるのに下の子は自立してないとかです。
が、こんな子どももいます。兄弟揃って差はあるけど、みんな自立していると。そういった場合は親御さんの子育てに何かコツがあるのでしょう。
まずは考えさせる機会を持たせている
上手な子育ての家でよくあるのが
「子どもに考えさせる機会」
を持つというのがありますね。いつも言いますが、力をつけさせようと思ったら経験させるしかないです。
頭で考えたこともそうですが、それにプラス経験することが増えればそれだけ子どもの成長を促します。
そして、大切なのは経験させるということですが、親御さん自身が優秀で子どもがどちらかと言うとゆっくりした場合はついつい親が口を出してしまいます。
親が先回りして「あれをしなければ、これをしなければ」と次々先に行ってしまうわけです。
そうすると子ども自身が考える機会を失って、考えない子や受け身の子になってしまいます。
そういった子でも親が口出したない分野、例えばゲームだったり、遊びだったりするところは子どもの能力は発揮されることになります。
そして、勉強はそうではないけれどもゲームについては積極的にやる子になります。
考えさせるにはどうしたらいいのか?
これはとても大切です。そこではっきりするのが質問です。質問することによって初めて子どもは考えることになるのです。
そして、よく出来る子と言うのは自分自身に対して質問してるわけです。その質問が多ければ多いほど考える機会が増えるので考える子になるわけです。
簡単な例で行きますと、算数の問題で時間と速さの距離というのがありますよね。
私の場合も運転しながら考えています
「大阪まで150 kmの道のりを平均速度75kmで進んでいる。何時間で着くのだろうか?」
そうすると頭の中で計算します。
150km÷時速75km=2時間
こんな感じです。
「大体2時間に着くのか」
言う風にわかるわけです。16時に出発したら、18時に着くよという風に家族には言います。こうやって生活の中で頭の中で計算しているわけです。
じゃあこれをどうすればいいのか?これを子どもに考えさせればいいわけですね。
子どもに

と聞けば小学校の子だったり、中学校の子であったりしたら計算します。もちろん、距離と速さは伝えます。
また、ガソリンスタンドに行ったときに「【1リットル3円引き】になっているけれども満タンにしたら何円引きになるのかな?」
という風に考えるわけです。そうしたら、
「50リットルだと150円引きになる、あ、150円引きか」
という風に計算してガソリンの入れる場所を決めたりするわけです
これは自分でやっていることですが、これを子どもに計算させてはどうでしょうか?

という風に聞くわけです。そうすると子どもは考えて、これくらいかなという風に答えを出します。
子どもだけでは大人も同じ
そうやって子どもに経験させるわけです。これは何も子どもだけではありません。大人でもそうです。
私も会社の設立の手続きなどはすべて息子にさせています。それは経験させるためです。
経験させることによって、どれだけ費用がかかるのか?どれだけ手間がかかるのかということがわかるからです。
そうやって経験させる機会を持たせます。もちろん、間違ったり、失敗したりすることがあったとしてもそれを責める必要はありません。
それを経験にして、そこから改善すればいいわけです。出来ないからと言って放置して行くと、ますます出来なくなってしまうわけです。
こうやって賢い子ともを育てるには
「とにかく子どもに質問して考えさせて答えを出させる」
という訓練を積めばいいわけです。これはすべてにおいてです。
ただ出来る子というのは自然に自分でやっているわけです。そういうことによって賢い子どもに育てるわけです。
これもずっとやっていると習慣になるので子ども自身は一人で考えるようになります
まずいのは考えさせる機会を持たせないで、全部親がやってしまうことです。親がやってしまうことによって子どもは考えなくなるので注意が必要です。