このブログの見に来る人とは子どもの教育に対して熱心な人だと思います。
ただし、注意しないといけないのは努力の方向性です。
目次
子どもを勉強嫌いにする母親
インターネットで学習塾を18年やっていますと何人かの子どものを勉強嫌いにする親に会います。
なぜそんなことがわかるのかと言うと1人の子どもだけではなく、兄弟で勉強が嫌いだからです。
子どもによって好き嫌いがあるのはわかっていますが、兄弟全員が勉強嫌いとなるとやはり非常にやり方に問題があるのかと思います。
それは決して親が子どものことを思っていないというわけではなく、思っているがゆえに間違った結果になってしまっているのです。
それは何が違っているのかというと努力の方向性です。
北風と太陽の話
受験生を抱えていると

という親御さんの気持ちもわかります。
ですが、それをやりすぎると受験が終わった途端に勉強に対してはどうしようもない子どもになってしまいます。
高校生になって相談に来るのが
「子育てを間違った」
という親御さんの声です。

と言っても高校生になると全然勉強しなくなったというもの。
私も指導で大変なのは勉強が苦手な子ではなく、勉強が嫌いな子です。
勉強が大嫌いな子を勉強を普通にしようと思ったら、それだけでも1年ぐらいはかかってしまいます。
それだけ大変なのです。ではどんな方法かというと、それはこんな方法です。
ウィキペディア(Wikipedia)
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。
まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。
しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。
次に、太陽が燦燦と照りつけた。すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。
これはイソップ物語の「北風と太陽の話」です。
実は強制すると嫌いになるということがあります。もう芸能界を引退した島田紳助さんが同じような事を言っていました。
「子どもを好きにさせるのは強制しない」
父親が好きなことを自分の子どもにもやらせたいので、強制させる父親がいます。
例えばバイクが好きだったら、子どもにバイクに乗らせようと無理やりやらせるとかそういったことです。
その場合は大抵はバイクが大嫌いになります。ではどうするのか?決して強制しないのです。
そして、自分自身が

と言ってバイクの楽しみはどんどんしゃべるのです。
どんどんとしゃべって、子どもの前でバイクをいじったり、バイクに乗ったりします。
そうすると自然に子どもはバイクに興味を持ってバイクを乗るようになるそうです。
同じことを私もやっています
私も自営業やってすでに20年を超えています。息子に継がせたいというわけではない。
ですが、今は一緒に仕事をしています。そして、結果的に紳助さんと同じような形になっています。
というのは私は継がせようと気もなかったのです、が、やりたかったやればいいというスタンスでした。
そして、息子が音楽を聴くためにパソコンを貸してあげました。普段使っているパソコンです。
そして、音楽をダウンロードしたり、ゲームをしたりです。
そして、やったのは「いかに自営業が楽しいか」を語りました。
いえ、自営業とより仕事が楽しくて仕方がないので、それを子どもの前でしゃべっていたのです。
それでようやく最近になりましたが息子も自分から仕事をやってオンラインに就職して運営をやったりしています。
これは決して強制してるわけではないのです。
作家という仕事を継がせる
これはある有名な作家の方法です。が、その娘さんも同じく作家になっています。
それでその娘さんが語っていたのですが、父親から一切に作家の話をされたことがないそうです。
まったく進められたわけがないのです。ですが手の届くところにたくさんの本があったそうです。
そして、時間があるときにその本を読んだり、手にしたりしていたそうです。
結局、30歳を過ぎてから作家に行ったそうです。
一見遠回りでも結局はそれが一番よかったのです。
結局は伝える人のフィルター
人によっては

と、「~せねぱならない」という方もいます。そうなると勉強は義務です。受験が終わると、それで終わりです。
ですが、勉強をもって広い意味でとらえて
「すべての分野で勉強」
と考えるともっと違ったものに感じます。それには親も勉強が楽しいと感じることです。
何も学校の勉強だけではないです。新しいことを知ることを勉強とすると違ったものに感じます。
料理のためにおいしい料理を食べるのも勉強です。そうやっていくと勉強はすべてです。あとはそこから何を学ぶかですね。
以下友達を追加してくださいね。追加してもらった方には
「子どものやる気を引き出した事例集」