今回はよくは第一志望に合格できないようについて話したいと思います。
目次
まずある勘違い
「学習見守りシステム」
について説明会を会員向けに行いました。
会員さん中には「自分で勉強してがんばっている子」もいるので、
「そんなことをしなくてもいい」
と思う方もいるかもしれません。
それは当然の話です。というのも誰より干渉されるのが嫌で、一人で勉強をやってきたのか私です。
中学校に入って以降は親から何も言われませんでした。というよりも親に相談してもちゃんとした回答が返ってきません。
さらに親のいうことを聞かない。だから、どちらかと言うとほったらかしでした。
それでも自分自身で学習計画を立てて、塾にも行かず、家庭教師も雇ってもらわず一人で勉強していました。
それでも塾で指導するようになって、塾で必要な部分はあるなと思うことがあります。
それは情報で、受験生の勘違いを訂正してくれるからです。
成績が上がらないと言う理由
成績が上がらないということは本人が勉強をやってないっていうことがあります。
「でもうちはやってますよ」
と思うかもしれません。そして、その中で
「中身のある勉強ですか?」
「成果の上がる勉強ですか?」
と突っ込んで聞いてみます。それでも
「はい。がんばってやっています」
というと、次は勉強時間です。実際には成績を上げるというのは、すごくやっている子からすれば、ほとんどの子はあまりやっていないのです。
実は私がそうでした
自分でも今はそれはよくわかっていますが、当時はわかっていませんでした。
こんなことがありました。私は国立大学を目指していましたが、当時の成績ではいけません。
部活も高2の冬に辞めて勉強しているのに今ひとつの伸びでした。
自分としては勉強やってるのにと思っていましたが、なかなか成績が伸びていませんでした。
成績は確かに上がってはいるものの飛躍的ながっているということはありませんでした。
それで 高3の夏前に当時の進研ゼミのゼミレポーター制度を利用して、志望大学に合格した学生に質問したのです。
その中であったのが
「夏休みは1日10時間は勉強した」
という話でした。今では当たり前の話ですが、それだけ勉強をしないとなかなか合格できません。
もちろんそんなに勉強をしなくても合格する子はいます。それは小さい頃から勉強していたり、1年生から成績の良い子でした。
また、もともと頭のいい子だったらそうかもしれません。
合格する子はどれだけやっているのか?
ですが以下を参考にすると高3の夏休みで言うとこんな感じの勉強時間が必要です。
国公立大学 1日10時間以上
難関国立大学 1日12時間以上
マーチ関関同立1日 8時間以上
早稲田慶応 1日12時間以上
その子の実力と志望校との開きによりますのですべての子ではありません。
ですが、大手予備校では
「国立組は1日10時間」
という話はしていますし、国立医学部で1日13時間以上やる子もいます。
もちろん、志望大学に合格した先輩に聞くと「そんなにやっていないよ」という子はいるかもしれません。
ですが、ほとんどの子は志望校に実力が達していないのが普通です。
一般的に有名な大学ほど勉強すべき時間が増えていきます。それは私が言っているのではなく、現実的な話のです。
例えば1日6時間やっていても
「勉強はしています」
ですが、他の方はもっとやっていたら、その子にはいつまでたっても自分よりも上の子に追いつけないのです。
そして、どれだけ勉強しないといけないのかといった情報は、進学校に行ったときの強みです。
というのは友達同士と話すると
「大体1日10時間やった」
「俺は12時間やった」
なんて話をするからです。もちろん
「やっていないよ」
とうそぶく人もいるかもしれません。ですが、現実はそれくらいはやっているのです。
なぜ、そんなことがわかるのかと言うと私の所には塾長だけに300人以上のつながりがあります。
その中には早慶に入れてる先生もいます。その先生に聞くとやっぱりそれぐらいしているそうです。
もちろん頭の良い子はそのとしない子もいいかもしれません。ですが普通の能力であればそれぐらいはやっているのです。
小学生でも夏休みは10時間以上やっている
昨年に教えた子、その前の年に教えた子も勉強時間は1日10時間以上です。本当に大学受験並みの量ですね。
中学受験なんかは、たとえでいうとて、
「もともと体重を50kgの子を70kgに増やそう」
というの無理な話なのです。
だから、それだけ頑張らないとなかなか身についていかないのです。
そして、それでいっぱいいっぱいな子は合格しても進学校ではやっていけないのです。
国語の成績を伸ばしたいす方は以下です。