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結果の出ない子について

「努力している」「やっている」のは事実です。が、なかなか結果が出ない子の話です。

結果が出ない子の理由

が、よく話を聞いてみると最後の1回とか、最後の詰めが甘いという子が多いです。

これは何も子どもに限らないのですが、大人でも最後の詰めが甘いので結果に大きな差が出ているのです。

実は私も仕事で詰めが甘いの結果が今一つです。

70点それは90点と同じ

テストの点数でテストを見てみると点数が70点でした。ですが私から見てみるとと「90点だな」という風に思うときがあります。

もちろん、人によるのですが、大抵は70点まで取ってくると、90点まではそんなに遠くはないです。

70点しか取ったことがない子からすると

「いや、そんなの無理です」

と言うかもしれません。ですが、原因のほとんどは同じです。それは、

「最後の詰めが甘いから」

です。ですが、本人は気付いていません。本人も、あるいはお母さんも

「こんなにやっているのに」

と思ってるのかもしれません。ですが一部の生まれつき頭の良い子を除いて、90点以上を取っている子からすると、

「まだ甘いよね」

という感じです。

偏差値10アップしたときの話

大学受験のときに私はずっと同じような成績を取っていました。自分では

「一生懸命勉強しているのに、これ以上伸びないのかな」

とか

「将来はこのままなのかな」

と思っていました。ところが高3の夏休み前の話。進研ゼミのゼミレポーター制度という制度を使って志望大学の先輩に手紙で「どんな勉強をしていたのか聞いたのです?」を聞いたのです。

すると

「夏休みは10時間は勉強していました」

という手紙を頂きました。

「えっ10時間も?」

というのが正直な感想です。私も6時間だったらやったことがあったのですが、10時間もやるのは未知の数字です。

ですが、そうしないと大学に行けません。だから、高3の夏休みは

「1日10時間の勉強をする」

という目標を決めたのです。朝8時に起きて昼までに4時間。夕方、涼しくなってから3時間。

夜には3時間と。実際にやってみるとそれほど大変ではありません。もちろん、続けていくと精神的に辛いことはあります。

が、それでもいうほどは苦しくはないのです。つまり、自分自身がそこまでやっていなかったんです。

人によって

「やった」

というのには差があります。ですがやるというのは本当に

「結果を出すまでやること」

なのです。

70点はテストをしているのか?

70点しか取っていない子に

「どんな風に勉強をしているの?」

と聞いてみると大抵決まった答えです。

「学校のワークはやった」

とか

「塾のワークはやった」

とかそんな感じです。それで再度突っ込んで聞いて

「テストをしてみて100点を取れるまでやった?」

と聞くとほとんどが

「やっていません」

と答えます。そうなんですね。そこまでやっていないのです。例えば、100点近く点数をとるというのは、塾ではテストの前に何度もチェックテストをやって100点を取るまでやっています。

当たり前ですが、そこで点数が取れないのに本番のテストで点数が取れるわけがないのです。

例えば、学習ジムコーチの会員サイトには「チェックテスト」と言うテストをサイト設けています。

 

その中には単元別テストがありますが、そのテストは塾でも使っていたのです。

それで100点を取るまでやるとすると当然テストでは90点以上取ってきます。中には本当に100点を取ってくる子もいます。そうやってやってようやく90点なのです。

やっているのは、どこまでやっているのか?

だから、子どもが「勉強をやっている」って言うのもそこまでやっているか確認することです。

スポーツの大会やイベントでも練習試合やリハーサルというのがあります。本番さながらですよね。

そういうのをやって一通りできるようになってから本番に向かうのです。それと同様にテストでも自分自身で何度もリハーサルをやって

「これで完璧」

としてからテストを受けると結果は出ます。70点はあともう少しなんです。だからそこまで詰めてやってみてください。

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