子育て

1人っ子の育て方

最近コロナによる相談が通常の進路相談に加えて増えてますよね。

そんなときどうする?

「受験をどうすればいいのか?」
「滑り止めを受けた方がいいのか?」
「コロナが怖いので受験をどうすればいいのか?」
「学校の先生から模試が下がったので志望校を下げるように言われた。どうすればいいのか?」

など特に進路に関することなので、本人にとては、とても重要です。

ですが、本来はこういった悩みが出るのは当たり前の話なのです。

自分自身で考えて、自分で判断する

いろいろな所に相談するのはもちろん結構です。ただし、最終的に決定するのは自分の話。

自分の人生の話だから自分が責任を持って、自分で判断して決めるのです。

その前にいろいろな情報を集めて、判断して自分自身で精査していく必要があります。

実はこれが「生きていること」そのものなのです。生きていく上で「これは正解」というのはありません。

他人から見て「正解」と思ってみても、本人からすれば「不正解」ということもたくさんあります。

あるのはただ1つ。自分にとってそれが「最適解」なのかです。自分が納得するのであれば、それがその子にとっての「正解」になります。

1人っ子こそ自分で判断

私は今は1人っ子です。最初から1人っ子ではないです。

私が41歳のときに亡くなったので、それから1人っ子となりました。

実は1人っ子というのは、家族の寵愛をたった1人で受け取れます。だから、兄弟がたくさんいる家庭よりも、親の愛情をたくさん受け取れます。

プレゼントもたくさんもらえるし、いろいろお金をかけてもらえます。

ですが、気をつけないといけません。それは、「その分の責任も1人で背負わないといけない」のです。

親が寝たきり。どうする?

例えば、親が寝たきりになったら、兄弟がいたらその分兄弟で分担することはできます。

費用の面でも、労力の分でも。ですが、1人っ子の場合は、その子1人に負担となります。

また、進路の相談でも、兄弟がいると力になってくれるかも知れません。

ですが、親がいるときは力になってくれるかも知れません。ですが、親が亡くなったら、結婚していたら、パートナーと。

いなければ1人で決断していかないといけません。だからこそ、「自分で判断して、決断して、責任を持つ」トレーニングが早い時期から必要なのです。

いつからスタートしますか?

1人っ子はついつい、子どもに手をかけすぎてしまいがちです。

ですが、それによって、子どもの「判断力」「決断力」「責任力」の力を鈍らせているのかも知れません。

「でも、子どもに判断させると不安で、大変なことになる」

と思うかも知れません。確かにそうですね。ですが、これからそれをしてしまうと、

「何も知れらない小鹿をジャングルに放つようなもの」

なのです。今は親が守ってくれますが、親が老いたとき。さらに亡くなったときには、全部自分でやらないといけないのです。

今できることは、「子どもに判断させて子どもに決断させていくこと。

そして、責任をとらせること」です。どんな小さいなことでも、まずは、子どもに決めさせていくことです。

セミナーをやっています。

計画セミナーは子どもの自立のためにやっています。毎回少しずつバージョンアップしていますのでどうぞ。

成績の上がる計画の立て方

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