国語についてはいろいろ誤解があるようです。
文章題が苦手な子は、国語ができないという誤解
国語を指導していると成績が伸びやすい子と伸びにくい子がいます。
意外と思うかもしれませんが、数学の得意な子が国語を伸ばしやすい感じです。
特に計算ができるから数学ができるのではなく、文章問題や応用問題ができる子がちゃんとはまれば国語の成績は上がってきます。
実際に偏差値38だった子が57の偏差値になったりします。また、偏差値50だった子は70を超えています。
もちろん、その子によって違いますが、基本的には数学はできている子は国語を伸ばしやすいです。
というのは国語論理的に解くからです。
国語ができないから、文章題ができないという誤解
学校の先生でも数学のできる先生の中でも国語が苦手という先生も結構います。
でも、数学の先生ですから数学の文章題は当然解けます。ですが国語ができないのです。
実は国語がわからないこというのは物事を論理的に考えないことに原因があるのです。
というのは、国語の問題にも必ず正解があります。そして、正解があるということは、その正解になる理由を説明しないといけません。
だから、本来はその説明ができるはずなのです。特にたくさんの人が受験する模試にはたくさんの先生が見ます。
だから作成する人もそれを考えられて作っているのです。
ですから、数学のできる子は基本的に物事を論理的に考えています。
それを国語に正しく使っていないからなので、それを指導するだけです。
それによって成績を伸ばします。論理的に考えているので、はまればその伸びもすごいのです。
どうするのか?
人にもよりますが、国語の文章が読めない子が多いので、まずは漢字の読みをやったり、語句の意味を確認したりします。
語彙力のない子は、英単語を知らない子と同じで、意味がわかりません。
だから、まずはそこからスタートです。