この半年間いろいろ悩んでいた事が昨日で終わりました。一つの区切りということでした仕事が終わったのですが、その時にあったのが息子のアドバイスです。
私と息子の関係はどちらかと言うと他人に近い関係で割と冷静に話せます。親子関係というよりも上司と部下。あるいはパートナーという感じです。
意見はしますが、強制しようとか親の言うこと聞けとかいうことはありません。子どもは子どもの判断に任せます。ある意味では親よりも優秀な判断をする場合もあるからです。
合格したのに不幸な話。不合格なのに幸せな話
少しずつ受験の結果が出ています。合格していると当然喜びます。あるいは不合格になると不幸になるかと言うと必ずしもそうではありません。
逆に負け惜しみではなく、良かったと言ってその次にステップに進む子もいます。
逆に合格してからしばらくして「学校が合わない」と言って、学校を辞めてしまったり、不登校になったりする子もいます。
もちろん、学校をやめたり、不登校になったりしたことが悪いとは思いません。ただそれを本人が受け止めて自分で乗り越えて行く分には問題はないです。
が、そこで人のせいにすると本人自身にとっては不幸になってしまいます。なぜこんなことが起こるのでしょうか?
その理由はこれです
それは息子に言われたのが「納得」です。本人が納得するかどうかなんですね。以前に書いた内容に
「子どもの決める目標に他人が口を出してはいけない」
というのは、つまり本人自身が納得してないからです。
前にも書きましたが他人が決めたことということのは順調に行ってるときは問題ないです。しかし、うまくいかないときが1回。さらにもう1回と続くとそこから人のせいにします。
「先生がそう言ったから」
そうするとそれ以上頑張ることはできません。また、成長するですが自分で決めたことであれば最後まで頑張り切ることができないですというのはその中に納得があるからです
大切なのは納得させること
勉強方法でも色々良い方法はあります。塾の先生に限らず、ご家庭でも経験からこの勉強方法が良いということを子供に伝えます。
ですが、子どもは言う通りにやりません。子どもは駄目だというよりも実は大切なのは子ども自身が納得してないからです。
「なるほどそうか。そういうことか。そうやればいいのか」
と自分自身で納得すれば、自分自身で動くのです。これは企業でもありますが、目標とか決め事というのは、その人自身が決めたことというのは比較的よく守るそうです。
ですが、他人から強制されたことは守らないことも多いのです。だから、大切なのは子どもが納得すること。納得するまで話し込むことです。