毎年今年を表す1文字が「日本漢字能力検定協会」から発表されますが、私にとっては「明」でした。「明るい」ではなく「明らかになる」の「明」の1文字です。
目次
コロナでわかったこと。
今年は「コロナ一色」で大変でしたが、とてもよかったことがありました。
それは「いろいろなことが明らか」になったことです。
オンラインになったことで今まで見えていなかったことが見えるようになりました。
「知らなければよかった」
と思うかも知れませんが、明らかになったことで、今後の人生が良い意味で大きく変わっていくと思います。
政治では
政治の世界ではトップの力。知事もコロナに対して、テキパキと対応できた人もいれば、もたついて対応できなかった知事もいました。
自分から選んだリーダーの実力が明らかになりました。こんなときは本当に力の差が出ますね。
だから、今後の選挙でもいろいろ考えて投票していく必要があります。
会社では
会社ではリモートワークになると仕事のできる人と、できない人がはっきりわかるようになります。
私もオンラインでずっとやっていますが、それは本当に顕著に表れます。同じことをやっても「0と100」ではなく、「0と100万」くらいの差が出ます。
その場に集まらないので調整するだけの管理職の必要性も薄れてきました。
会社でもドンドンいろいろ「明らかに」なってきていますね。さらに加速していくと思います。
学校選び
また、身近なところでは、進路でも。例えば、学校選びでは、コロナに対する学校の対応が大きく分かれましたよね。
保護者や学生に対して上手に対応したところとそうでないところと。
行きたいと思っていた学校の対応がまずかったり、それほど行きたいと思ったいた学校の対応がしっかりしていたり。
また、経済的な問題で学校に行けなくなった子もいます。ですが、本当に苦しくなったら、真剣に将来を考えるのでいろいろ見えてきます。
何も学校に行けなくてよかったというのではなく、
と自分の将来について考える機会になったと思います。
というのも私のところも子どもが進学する時期はお金がありませんでした。
だから、子どもも進学するときは
という明確なものがないと、とても応援できなかったのです。勉強も大変ですが、親もその分お金を用意しないといけませんからね。
学校選びもその学校に行く意味も考えるようになりました。
塾選び
塾もそうです。今まで知らないで支払っていた塾代が本当にこの塾でいいのか考える機会に。
オンラインになると塾でやっていたことが「明らか」になりましたね。
いい指導の場合は「ここの塾に通っていてよかった」と思う塾であったかも知れません。
また、「こんな指導に今まで支払っていたの?」と思ったかも知れません。
私はオンラインで指導を18年やっているので、常に親御さんに見られた指導をしています。
「毎日が授業参観」なので、多分、塾でしか指導をしたことのない先生は大変だったと思います。
さらに「臨海セミナー」の合格者水増しと勧誘活動の問題話も。YouTubeで検索すればわかりますが、以前からこの話は出てきました。ドンドン「明らかに」
他にはオンラインで伸びてきている塾の先生の経歴詐称も「明らかに」なっていますね。(これはも塾 経歴詐称で出てきます)
子どもの勉強も
また、子どもを
と思っていたのが、オンラインの授業では、授業を聞くふりして、裏でYouTubeを見ているとか。
家庭でこれだと塾では多分授業を聞いていない可能性が高いですね。
実際に塾に通っている子に聞くと、下のクラスでは塾では寝ている子や、遊んでいる子もいるそうです。
そうするとかなり今までムダなことにお金を支払っていたことになりますね。
逆を言うと、いろいろ見直すことで、これからもっといいものや価値あるものを選ぶことが可能です。
2021年は?
そうは言っても不安になることも多いかも知れませんね。
と。考えようです。今まではじっくり考えないで、世間の評判や広告だけで判断したかも知れません。
今後はさらによく調べたり、子どもの将来をよく考えたりして決めていくことで、より充実した人生が送れます。
「子どもの将来を深く考えて」
ということになります。そして、それはこれから生きていく社会で必ずプラスになります。
よく考えることで、よりよい方向に向かうからです。
もしそうでなかったら
もしコロナで強制的にこの機会がなかった、ずっとムダな時間とムダなお金を使っていたのです。
だから、今後のこと考えるとプラスになるのです。
今年1年ありがとうございました。それでは良いお年を。
子どものことを考えるのであれば以下でセミナーを。