子どもの人生計画 子育て

野村克也さん死去、84歳

プロ野球南海(現ソフトバンク)で捕手兼任監督を務め、ヤクルト、阪神、楽天でも指揮を執った野村克也(のむら・かつや)さんが亡くなりました。

野村克也の名言として今までも引用させていただいていました。

彼が残した名言

成功したかどうかは、まだこれから……。息を引き取る瞬間に、決まるんや

子どもを長年指導しているとその変化に驚きます。小学生から中学生、高校生、大学生。そして、社会人。

1年、2年の指導ではわかりませんが、長くやっていると

「子どもにとって何が幸せなのか?」

ということをつくづく考える場面に何度も出くわします。受験では何度も失敗したものの、社会に出て自分の道にしっかり歩んで自分の夢をつかんでいる子。

逆に、学生時代は成績優秀で、周りからも「すごい」と言われていたのに、たった1度の失敗で自ら命を絶つ子。

「受験の結果」=「幸せ」ではない

指導の年数を重ねるごとに

「受験の結果がすべてではない」

と思うようになっていきます。これは教え子が何年も経ってからわかることです。

自分の塾のことだけを考えれば、無理やりでも引っ張って、志望校に合格させるようにすれば、

「志望校××に合格しました」

とすれば、そのときは親御さんにも感謝されますし、自塾の広告にも使えます。

そして、そういう指導もやったきたこともあります。

ですが、その子の先を考えるそのやり方がいいのか迷ってしまいます。

例えば、受験に合格しても、その子が幸せにならないのであれば、逆に不合格の方ではないのか・・と思うことも多いです。

親だけができる「信じて見守る」

子育てをしているとどうしても目先のことに奪われることが多いですが、もう少し長い目に子どもの成長を見るようにしてくださいね。

社会に出ると問われるのは結果がすべてです。私がチラシの内容を必死に考え、時間をかけて作ります。

そして、100万円かけてチラシをまいても申し込みが「0」であればそれがすべてです。

その「がんばった」ということは今の生活には全く反映されません。それよりも塾を経営するためにはとてもまずい状況です。

ですが、子どものときは、いろいろチャレンジしたり、失敗したりして経験を積むことができるのです。そして、子どものいろいろな経験を許すことができるのは親だけなのです。

ぜひとも子どもの成長を信じて、見守る子育てをしてくださいね。

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