オンラインの難点

今日も朝から塾長向け定例のセミナーでした。

オンラインの難点

オンラインの指導を18年もやっていると、その欠点もよくわかっています。

「できること」「できないこと」

も。それで今以前と比べてやらないようにしているのが

「他者管理」

なんですね。もちろん、ゼロにはできないのです。が、できるだけ自己管理に切り替えています。

もちろん、本人が望めばやりますが、外から強制的にはできるだけやらないつもりです。

塾によっては、すべてをチェックして管理していくようにしているところもありますが、インターネットでは完全にはムリです。

というのもその場にいないから。解いた問題を送ってもらいますが、難しいところもあります。

特に高校生のような学年が高くなるとならまだしも、学年が低くなると難しくなります。

そして、何よりも大切なことは次のことです。

やらせるのではなく

実際に指導していて「やらされている」という子は何でも難しいですね。

「勉強しないといけない」
「言われるから勉強をする」

という形だとやはりリアルの指導よりさらにうまくいかないのです。
だから

「やらせる」

のではなく

「自分でやる」

に切りかえていくのです。

目標を設定するわけ

私が3月に「計画セミナー」をやったのもここにあるわけです。やらされている子はネットに変わるとさらにごまかそうとします。

・親がいないとスマホで他のサイトを見る
・一応やっているフリだけする

などです。他にもありますが、

「ごまかそうとすればできる」

のです。

(実際は画面一杯に子どもの顔が映るのでよくわかります)

どんなに注意してもいたちごっこで、最終的には

「管理するものと管理させるもの」

の対立構造を生みます。させようと一生懸命に管理するのではなく

「自分のことと意識させる」

のです。そちらに力を割いた方がいいのです。

自分の将来について考えさせる

まずは将来について考えさせます。自分の将来について考えて

「今やっていることが将来の自分にどんな風に役立つのか」

を考えさせます。もちろん、中には

「勉強なんて不要」

という子も出るかも知れません。ですが、勉強を広くとらえると、今の勉強にもつながっていくきます。

例えば、スポーツ選手。

「ぼくはスポーツ選手になるから勉強はいない」

というものではなく、自分の筋肉について勉強したり、運動について勉強したり。

さらに、食べ物について勉強することでスポーツ選手としての寿命を延ばしたり、現役引退後の指導者への道もつながります。

そうやって勉強を将来のことと意味づけていきます。

さらに日々に落とし込み

次にやるべきことは子どもへ日々の行動への意識づけです。オンラインの自習室では毎朝、今日やることをイメージをさせています。

そうするとことによって行動しやすくなるからです。

そうやって

将来の夢→日々の行動

にむけていく、

「勉強しなさい」

ではなく、

「どうやって将来の目標を達成していくのか？」

という話になっていきます。

ずっと使える思考法

これから紹介できるものは、今だけの勉強ではなく一生の勉強です。

それを紹介していきます。「ラーニングマップ」を学んでいくと。

1.教科書が読みやすくなる

今まで教科書を読んでいても理解できなかったのが、教科書が読めるので勉強に対する理解力が増します。

2.一人で勉強できるようになる

テキストが読めるようになると一人で勉強ができるようになります。

3.国語の読解ができる

文章を丁寧に読むようになるので国語の読解問題にも役に立ちます。

4.勉強が面白くなる

単純な暗記だけでなく、いろいろ調べて自分の興味のあることとつなげていくので勉強が楽しいと感じられます。

5.社会人となっても使えます。

科目の勉強ではないので社会人となっても使えます。実際に社会人が試験のときに使って資格を習得しています。

6.子育てにも使えます。

子どもが勉強しないからと言って「勉強しなさい」としつこくいうだけでは何も解決しません。

例えば、親も勉強に対して冷静に対処していくことで

このセミナーでは正しい考え方が身につきます。勉強の内容ではなく、「学び方」です。

最近は「教科書が正確に読めない」という子もいます。そのためにはこれが必要です。

成果を上げるにはまずは以下から。