仕事でもそうですが、結果の早く出せる人、出せない人には明確なやり方の違いがあります。
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私が長い間、結果出せなかったこと
私がインターネットの仕事をして20年になります。リアルの塾は22年。オンラインの学習塾は18年。
最初の頃はなかなかうまく行きませんでした。何度も失敗して、苦労しました。
それに対して後からインターネットに参加した人の中には、楽々結果を出す人もいました。
その理由は簡単です。それは「うまくいっている人の真似をしなかった」からです。
当時の私は何でも「オリジナル」と思ってやっていました。
今でも「オリジナル」は大切にしますが、最短の結果を出したかったら、うまくいってることを真似することです。
別に言い方でいうと、良いところを取り入れていくことです。
逆に、最初からオリジナルをやっていくと非常に時間がかかります。
いろいろなテストを何度もしながら試行錯誤するのにすごく時間がかかるからです。
ですから、早く結果が出したいときにはとにかく真似をすることです。
これは仕事ではとても重要です。塾の先生でも熱心な先生は他塾の見学に行っていろいろやり方を参考にしています。
そして、実際に良いところを取り入れて真似してやっているわけです。
私の知っている塾の先生は、毎月2-3塾、他塾を見学に行って自塾を8店舗まで伸ばしている先生もいます。
一方、うまくいっていない塾の先生は見学にすら行きません。私もそうでした。
私も今も行きませんが、塾ではなく他の業界の参考をすごくしています。
勉強ではどうなのか?
勉強でも結果が出ない人は我流でやっている子が多いですね。
もちろん、最終的には自分自身のオリジナルを作ることにチャレンジすることに反対はしません。
ですが、最初は真似からスタートするべきです。例えば、問題集の解き方があれば、その解き方をそのまま真似します。
英作文であれば英借文と言って、見本となる短い文を真似て覚えてしまう。
そんな感じです。そうやって真似してやっていくと成果が最短に行ってきます。
それが完璧にできてからその次にオリジナルというふうに考えていったほうがいいと思います。
これをチェック
うまくいってないときはとにかく模範解答や先生のやり方をちゃんと真似てやっているのかをチェックです。
自分では真似をしているようでも、自分勝手に解釈して勝手に変えています。
例えば、
「途中経過を書きなさい」
と言っているのに途中経過を書かないという具合です。
それで、もしやり方に異論があるのであれば徹底して話し合ってそのやり方を納得するわけです。
そうすることによって早い結果が出ます。
やることは理解しながら模範解答を移すこと
成果を上げたかったの模範解答を理解しながら写すことです。最終的にはそれが白紙の状態でも自分で書けるようにしていけばOKですね。
そうすることによって結果が出しやすくなります。
東大に合格した人のインタビュー
宮崎県の高校から、東大に入った人に以前インタビューしたことがあります。
「どうやって勉強して東大に入ったのですか?」
と。その答えは意外な言葉でした。
「もっと勉強のできる人の真似をした」
というものです。その人のそばにはもっと勉強のできる子がいて、その人のやることを真似したそうです。
勉強の仕方から、椅子の座り方まで(本当にそう言っていました)。
真似することが最短の結果です。
「子どものやる気を引き出した事例集」
+子どもつぶさない思考法