昨日元教え子で今女子大生の女の子と飲みに行きました。東京在住でしたが、3月にはお母さんと3人で飲みに行ったのでこれで2回目です。
西野翠華さん
私はインターネットの学習塾をやっているのでほとんどの親御さんとか子どもと会うことはありません。
ですが、今回大学の関係で奈良に来たときについでに会ってまた飲むことになりました。
実はこの子は以下の文章の女の子なんです。
中3のときに12月の返ってきた模擬試験で、国語で偏差値72だったんです。今は東京学芸大学に通っています。
この東京学芸大学は芸術の国立大学ですが、実技だけで合格するわけではなく、センター試験も必要なので学力と実技ともできないと入れない学校です。
近況報告といろいろな話をしました。
そんな彼女が偏差値72になったのはどのようになったのか?
夏休みの間、数学は「チェックテスト」→「点数の低い分野はつぶす」をしつこく、しつこくつぶしていきました。
夏期講習では数学は偏差値16を延ばしました。もちろん、彼女の努力です。そのときお母さんから頂いたメールが以下です。
そして、あとは国語だけになりましたが、国語も以下のような文章のように偏差値がアップしました。
どのように行ったのか?
実は今もその指導を続けていますが、それは解いたあとに本人に説明させるという方法です。
国語の解き方は常に曖昧です。解いたときでも、解いた本人が「なぜそうなったのか?」が説明できないのです。
だから解いたあとに「毎回説明をさせていた」のです。大切なのは「毎回解き方を変えていくこと」です。
解いた問題を解きっぱなしにしても成績は上がりません。自分が解いたあとに、相手の解き方を説明させて、どこの解き方が違っているのか説明をさせたのです。
当然ですが、「説明をすることが前提で問題を解く」ので、本人も解いた理由がないといけません。
そうやっていとく「何となくの解き方」から、「本文の解いた根拠を求める解き方」に変わっていったのです。
最初にやったのはこれ
最初にやったのが「論理エンジン」でした。論理エンジンで最初に主語・述語がスタートして問題の解き方を指導していきました。
最初は「一文」から。そして、文のつながり。そして、文章へと1つ1つステップを踏んでやっていったのです。
たとえば、指示語であれば指示語を探す順番は決まっています。
1.直前 2.さらに前 3.ないときに後ろ
と手順を踏んで解いていったのです。
そして、その後模擬試験で実際に「論理エンジン」で学んだ解き方を模擬試験で実践していったのです。
そして、間違ったところを解き直して、その理由を詰めていったのです。
次はあなたの番です。論理エンジンについては以下です。