今回の話は先は遠いという話です。勉強していても頭の中で想像していたのと結果が違うということはよくあります。
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厳しかった大学受験
これは志望校の倍率が激しくなればなるほどそれが顕著になります。実際には大学受験で言うと、今年と昨年は全体的に予想以上に悪い結果になっています。
私の塾では言うよりも、全体的に私立大学の場合は予想以上に結果がひどかったのです。
Facebookで繋がっている塾長の間でも予想外に不合格になったということが叫ばれていました。
それだけ、昨年と今年は結果が悪かったんですね。その理由は文部科学省の方針の変更によります。
ですが、今回のことでなくても実際に大学受験で言うと高校3年生の4月に第一志望の大学に行けるのは1クラスに1人ぐらいという結果も出てるくらいです。
私も運命だと思っていました
私も成績が伸びない伸びないときにずっと
「自分が成績が伸びないのは運命だ」
と思っていました。勉強をしていても平均点が80点台しか取れません。だから、自分にはそれぐらいの能力しかないのだと思っていました。
ところが、高校3年生のとき進研ゼミのゼミレポーター制度を使って当時の志望大学の先輩に質問したことがあります。
そのときには初めて夏休み10時間以上勉強したと書かれていました。正直ショックでした。
今までは1日8時間ならしたことがあったのですが、10時間以上勉強したということがなかったのです。
つまり、自分自身が勉強していたのは私が予想していたより少なかったのです。目標到達するには予想以上にやらないといけなかったわけです。
これは仕事でもそうでした
塾オープンしたときもそうでした。
「塾でもしようか」
なんて軽い気持ちでスタートしたもののそんなに甘い世界ではありませんでした。
塾をオープンしたものの、教えることはできたとしてもまずは生徒が集まらない。チラシを10万円使ってまいたとしても入ってくるのは1人。
そんな状態です。私が予想していた以上に生徒が入ってこなかったのです。もちろんポスティングもやりました。チラシを持って近所の家庭も回りもしました。
自分ではそれなりにやっていたと思っていましたが、今から考えるとやはり予想以上にやっていたことは少なかったと思っています。
今だから言えること
実際に今は生徒が集まっていますが、当時のことを振り返ってみると勉強にしろ、仕事にしろ、やっている量が少なかったと思っています。
もちろん、自分なりに努力をしていたとは思いますが、あくまでも自分なりです。
世の中のことというのは自分なりに行っても結果は出せないのです。結果を出すまでやらないといけないのです。
それがわからなかったので
「自分自身は能力がない」とか「誰々が悪い」とか人のせいにしてしまうわけです。
努力の量を計算してみよう。
テスト範囲が20ページだとすると、90点以上取るにはどうしたらいいのか具体的に考えてみましょう。
例えば、1時間で4ページすることなら、
20÷4=5時間
時間が必要です。ですが、これは1回のみです。3回しようとすると
60÷4=15時間
必要となっていきます。そうすると実際の勉強時間ができています。そうすると予想以上にやらないといけないことがわかってくるのです。